【タイヤカタログ2022-2023冬】気泡系ゴムを使わず高いグリップ性能を発揮『コンチネンタル・バイキング・コンタクト7』

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最新技術の投入で雪上とウェット性能を高次元で両立

高性能スタッドレスタイヤのバイキング・コンタクト7は、シリーズ初の「左右対称パターン」を採用する。ウェット路面での排水性を大幅に高め、冬の様々な路面状況下で、さらに安全で快適なドライビングを可能にするという。

【写真6枚】国産トップモデルたちに比べ、圧倒的にナチュラルな操作性 

バイキング・コンタクト7は、筆者がこれまで経験した中でもトップクラスの高性能スタッドレスタイヤだ。というのもこれをテストしたクルマは、VWゴルフと4MATICではないFRの「メルセデス・ベンツC180」だった。しかし同モデルは、コンチネンタル
の紋別テストコースはもちろんのこと、ここに向かうまでの往路・復路(紋別〜北見の市街地)で神経を尖らせることなく走らせることができた。早朝・夜に関係なく、アイスバーンが当たり前のように顔を出す初見の路面で、リラックスしながら走れたのだ。

バイキング・コンタクト7が興味深いのは、現代のトレンドとなる気泡系のゴムを使わず、高いグリップ性能を発揮しているところだ。

そのコンパウドには柔らかさを維持する菜種オイル・コンポジションと、その柔軟性に結合の強さを与えるシリカを高配合。パターンとしては溝体積が増やせるV字シェイプを採用し、トレッド剛性とのバランスからその角度を45度以下に設定。なおかつ厚さの異なる3Dサイプをトレッド両脇に配置して、氷上性能の向上と剛性確保という背反要素を両立した。

肝心な乗り味は、国産トップモデルたちに比べ、圧倒的にその操作性がナチュラルだ。絶対グリップも同等かそれ以上だが、雪上・氷上でのブレーキングや旋回において過渡特性が極めてマイルドで、操作に対する動きが読める。

国産モデルが縦方向のグリップを強調するのに対し、バイキング・コンタクト7は荷重が横方向へ移り変わる領域まできちんとGを支え続けるため、車両安定装置も非常に細かく制御を加えることができ、挙動が安定して乱れない。

この懐深い操作性と良好な乗り心地は、ぜひ一度味わってほしいところ。またこのノウハウを採用し、よりアフォーダブルな価格で設定される「ノース・コンタクトNC6」もラインナップされる。

問い合わせ先:コンチネンタルタイヤ・ジャパン

https://www.continental-tire.com/jp/ja.html 

リポート=山田弘樹 ルボラン2022年12月号より転載

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