大好きなアメ車「ファルコン」とアメリカンアイテム、アイデア満載の宝箱のようなガレージ【ガレージライフ】

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趣味のものを凝縮させたガレージスペースは、とにかくアメリカテイストに。好きなモノに囲まれて過ごす、進化したガレージ。

2014年12月に竣工した木造在来工法のガレージハウス。家族3人でガレージのある生活をエンジョイしている。ガレージに格納されるクルマはカスタマイズが施されたフォード・ファルコンと、ホンダ・CRXというアメリカンカスタムを施した愛車だ。ガレージは竣工から5年が経過してアメリカンアイテムが充実。好きなモノに囲まれて過ごす、進化したガレージをチェックしよう。

アメリカンカルチャーが好きな方ならば聞いたことがあるブランド「MOONEYES」。アメリカで生まれたカスタムカルチャーを、日本に入れたパイオニアであり、現在でも日本全国でクルマのイベントを開催しているので、ロゴマークとなっているアイボールが鮮明に残っていることだろう。

「MOONEYES」に勤務して14年、現在はゼネラルマネージャー、広報として活躍しているのが今回のガレージの主、Sさんである。外装をブラックとブルーのサイディングと吹付で仕上げたガレージハウスが竣工したのは2014年12月のこと。奥様の要望により、キッチンからすべての部屋が見渡せるようにスキップフロアを採用するなど、建築事務所と相談しながら建てた注文住宅は過ごしやすく、いつも家族の笑顔が絶えないという。素材にこだわったキッチンやリビングはシンプルモダンな家族の空間とした反面、1階に設計されたクルマが縦に2台入るガレージはご主人の宝箱をイメージして設計された。

「レムコ」製スティールドアをリモコンで開けるとアメリカンカスタムが施された2台の愛車のほか、スクーターやビンテージなSchwin製自転車、そしてアメリカンカルチャーを語るうえで外せないファストフードのサインなどが目に飛び込んでくる。ガレージにディスプレイされたアイテムのかずかずは、Sさんがコツコツとお小遣いで購入して、このガレージにきたものばかり。好きなクルマ雑誌などはガレージの奥に整理されて収納されている。ここ最近手にいれたのは、アメリカ製のピンボールマシンと、アメリカのテーマパークで実際に使われていたスティールのロッカーたちだ。

壁面にはヴィンテージレンガ、アクセントを入れて印象的に。
ガレージを設計時に壁面はディスプレイが変更できるように、有孔ボードを設置するなど将来を見据えていたことがうかがえる。いまでも年に1 ~ 2回、ディスプレイを変えるなどガレージを楽しんでいる。その多くがクルマでまとめるわけではなくアメリカンフードを取り入れるなど、Sさんの趣味趣向が表れているといえる。

ヴィンテージレンガが張られたガレージの奥にはアメリカンビール「Pabst Blue Ribbon」のコーナーが設けられるなど個性的なガレージとなった。床は当時のモルタルのままであるが、オイルが垂れるシミはSさんは気にすることなくアメリカのガレージだったら当然と考えている。スペースを余すことなく、ディスプレイされたガレージは、これからガレージを建築を考えているかたには参考になることばかり。Sさん地にとってはアイデアとお宝が凝縮されたスペースといえるだろう。

◆Planning Data
 施 主:Sさん
 家 族:ご夫婦、長女
 所在地:神奈川県
 竣 工:2014年12月
 敷地面積:144.92平米
 ガレージ面積:約24平米
 構 造:木造在来工法
 外装/内装仕上げ:サイディング、吹き付け/モルタル造形 ほか
 愛 車:1961年式フォード・ファルコン
     1993年式ホンダ CR-X ほか

◆Owner’s check
・我が家のここがお気に入り
 願えば叶うで、ガレージに欲しかった物は、沢山の人達のご好意で手に入れる事が出来ました。完全に他力本願ですが、そのおかげで、無理なく楽しめています。
・ちょっと失敗
ガレージにトイレがあればもっとよかったですが、仕方ありませんね。
・これらからの夢
背伸びせず、少しづつでも居心地の良くなる空間になっていけば、嬉しいです。次は、ガレージ前に外灯を設置したいと思っています。
・読者へのアドバイス
ガレージオーナーの方が、過ごしやすい空間であればそれが一番だと思います。なので外からの意見より自分の好きなように作り続けるのがベストだと思います。

『ガレージライフ・アメリカン vol.9』掲載

Photo/Dan KOMATSU(小松 男) Text/Jun ISHIHARA(石原 淳)

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2022/09/23 17:45

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