ここはカリフォルニア!? VWやディフェンダー、BMXが似合うリゾートスタイル・ガレージ完成!【ガレージライフ】

全ての画像を見る

アメリカ映画に出てくるような憧れの家、芝生に囲まれてプールがあるカリフォルニアのガレージハウス!

幼い頃、BMXに衝撃を受けてアメリカを見続けていたGさん。憧れていたリゾートハウスとガレージを実現させるために、細かなディテールを積み重ねることで、アメリカンスタイルを再現させている。青空が似合うガレージを紹介する。

気持ちのいい透き通った青空が眩しいカリフォルニア。地平線が続く大海原で楽しむサーフィン三昧の生活は、サーファーたちの憧れのライフスタイル。GreendreamさんことGさんも、サーフィンを楽しむために海が見える海岸線にリゾートハウスを建てようと、2年前から自宅からクルマで2時間、和歌山県を中心に候補地を探していた。

そのとき偶然、自宅からわずか100mしか離れていない約110坪の敷地が売りに出されることを発見。そこで、今まで3か所のガレージに格納していたクルマを1か所にして、ガレージを建てようと思い立ったのは2020年のことだった。

自営業として商売を営むGさん。Gさんは昔からBMXの選手として活躍し、海外の友人が多く昔からカリフォルニアの家に憧れていた。映画に出てくるガレージハウスは、何故日本の戸建てと異なるかなど考えていた。なぜ、カリフォルニアの友人の家にはガレージがあり、芝生に囲まれていて、ときにはプールがあるなど、将来仕事を成功させたら自分でも手に入れようと雑誌や写真などで憧れの家を思い描いていた。

奥様は市内でフラ教室を開講し、娘さんはハワイへフラ留学するなど海外に行くことも多く、海外のリゾート地に建築された家やホテルを日本に再現できないかと研究。そこで土地を取得したと同時に国内で注文住宅や輸入住宅を手掛ける住宅メーカーに相談したところ、大阪府で設計、施工をする「ヴィンテージホームズ」の設計者がGさんのほしい家を理解してもらえることに。

「ヴィンテージホームズ」は大阪市内に事務所があるので細かな打ち合わせができるほか、輸入住宅を取り扱っているため、輸入材についても精通しており、Gさんが描いていた屋根や輸入サッシ、モールディングなどの装飾などもすぐに理解してもらえたとGさん。

【写真20枚】ここは間違いなくカリフォルニア! 輸入車が似合うリゾート風スタイル。 

「ヴィンテージホームズ」はガレージの建築経験こそなかったものの、母屋とのスタイルを合わせることで、塀のなかにはカリフォルニアで見たリゾートのスタイルにガレージを別棟で建てる設計を依頼することとなった。母屋とガレージの間に設けられたアプローチからクルマを入れてガレージを内向きにすることはGさんのアイデアであり、セキュリティを考慮しての考えだった。

最大3台が格納できる別棟のガレージは、「金剛産業」製オーバードアを設置。電動でシャッターを開けると母屋と合わせた外壁に、ガレージのインテリアにはホワイトの木目のサイディングを施工し、まるで部屋のような設えをしている。またホワイトの壁面にはプロジェクターを設置して映像が鑑賞できるようになっている。床の仕上げはモルタルだが傾斜をつけて洗車ができるように溝を設けてU字のアルミ材を施工して水が排出できる工夫されているのは、クルマを動かさなくても洗車できる工夫といえる。

母屋も大きなバルコニースペースを設けて、プライバシーを確保しながらアウトドア専用の家具を設置して、パーティができるスペースとしている。シンプルなアイランド型オーダーキッチンを用意し、吹き抜けのリビングは真っ白なクロスで仕上げられリゾート地に建築されたリゾートハウスのように。天井を板張りにしたことで高級感のあるメリハリの利いた空間となっている。2階にはゲストを招き入れるためのシャワーブースや寝室が用意され、海外のホテルのような輸入絨毯を敷き詰めるなど細かなリクエストをして実現させている。

敷地内にプランニングされた植栽にもこだわった。大阪の専門店「plant container products」に依頼して高麗芝、フェニックス、アガベとリゾート地のような植栽デザイン。アプローチからフラットに芝を植えず、盛り土をして仕上げるなど海外の仕上げを研究した、細かなGさんのこだわりのポイントでもある。

現在、ガレージには3台の空冷フォルクスワーゲンのほか、’66年式シボレー・インパラ、そして普段のクルマとして’21 年式ランドローバーの最新SUV、ディフェンダーなどをラインナップ。アメリカに憧れを持った原点は小さいときにスクリーンで見たBMX。日本にはないデザインに衝撃を受けたことでアメリカに憧れを持って暮らしてきた学生時代を経て、クルマ、ライフスタイルの趣向はメイドイン・USA になったことがGさんのライフスタイルにも影響を及ぼしている。

このクルマたちもアメリカでカスタマイズされたこだわりのクルマだ。VWは外装の塗料は当時のボディカラーが残され、インテリアのみ同じ素材でレストアされた、パティーナスタイルのクラシックカー3台をガレージに保管。そして日常にドライブするのは本場アメリカ人のようなSUV、といった自然なスタイルが表現されている。家族もガレージに足を運んで遊び、ゲストルームも用意された空間。このガレージでお酒を飲んでも、母屋には歩いて帰ることができるのも最大のメリット。まさに子どものころから思い描いていた夢を実現させている。これから友人を招いてバーベキューやパーティをして楽しむ予定だ。

◆PLANNING DATA
施主:Greendream さん
竣工:2021年6月
敷地面積:約330平米
構造:木造2×4工法
外装仕上げ:スタッコフレックス
内装仕上げ:クロス、木目(天井)、MRX ブラックチェリー(床)
愛車:1958年型VW タイプ1、1963年型VW タイプ1、1959年型VW タイプ2、
   ’21年型ランドローバー ディフェンダー、’16年型BMW ほか
設計:ヴィンテージホームズ  大阪市平野区加美西1丁目13-47
   Phone/0120-397-037  https://www.vintage-homes.co.jp/

◆OWNER’S CHECK
 ・一番気に入っているところは?
  アメリカやハワイで見たようなリゾートスタイルを再現できたこと。
  細かな打ち合わせに対応していただいた「ヴィンテージホームズ」さんに感謝ですね。
 ・ちょっと失敗したところは?
  アプローチをもう少し広くしたかったので、隣の土地も購入したかったですね。
 ・次の夢はなんですか?
  プールを設置することができなかったので、将来プールを設置したいと考えています。

■関連記事

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

関連中古車物件情報

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!