圧巻! ランボ6台がズラリ! カウンタックも鎮座するガレージはなんと2軒め!?【ガレージライフ】

全ての画像を見る

ここは本当に個人宅……? 編集部も驚愕、ランボルギーニが横並びに4台止められるガレージとは

クルマは工業製品のひとつに過ぎないが、不思議なことに自身? を媒体として、人と人とのステキな出会いを作ってくれるのだ。ランボルギーニのことが大好きなYさんも、愛車の存在を通じてランボルギーニの元チーフテストドライバーのバレンティーノ・バルボーニさんと運命的な出会いをしたのだという。

「新しいガレージを造ったので、見に来てくださいよ」。和歌山県に住むYさんから電話でそう告げられたとき、実は彼が言っていることの意味を数秒間理解することができなかった。なぜなら、いまから10年近く前にすでに、Yさんが構築したランボルギーニ用の”一生モノ”ともいえる巨大なガレージを取材し、その全貌を『GarageLife』57号の「The Garage」でご紹介していたからだ。

ということで、Yさんのお話を伺いながら、「あれ、マジでガレージを新しくしたのかな? 以前取材させてもらったガレージはどうしたんだろう?」みたいなことをアレコレ考えてしまい、混乱していた。しかし何事も百聞は一見にしかず。後日、Yさんに画像を送ってもらって拝見したところ、規模がこれまたハンパなかったこともあり、早速いつもお世話になっているOカメラマンの撮影用機材を満載したクルマにて、西へ向かった。

【写真26枚】ランボ6台、マセ2台の激ヤバガレージを拝見! 

ディアブロ御殿は18年前にも!
もし『GarageLife』57号をお持ちの方はぜひともご覧いただきたいが、あのときに筆者がお邪魔した”ディアブロ御殿”は、Yさんの母親の希望で、客間としても使える和室を1階に造っていた。そのため、4台のランボルギーニを横方向にズラリと並べることができなかった。

今号だけを読んでもわかりやすいように、まず時系列を説明しておくと、以前訪問したディアブロ御殿が竣工したのは’03年のこと。その後Yさんは、1999年式の赤いディアブロVT ロードスター、 1994年式のディアブロSE イオタ、1979年式のカウンタックLP400S、1996年式の白いディアブロVTロードスターを購入している。

なお、Yさんが31歳で初めて買ったランボルギーニは、1991年式のディアブロ(イエロー)で、シャッター付きのスチールガレージを借りて大切に保管していたらしい。ディアブロ御殿が竣工したタイミングでの愛車は、1995年式の黒いディアブロVTだった。

『GarageLife』57号に掲載した本文を引用しておくと「もしも4台収納できるガレージが完成していたら、全車を並べることができたのであった。現状の横方向3台収納ガレージもレアだが、横方向4台収納ガレージはさらに珍しいので、ガレージのある家を再び設ける機会があったら、そのプランを具現化してもらいたいと思う」と筆者は綴っていた。

そう、皆さん、もうおわかりのように「もっと広く、もっと造り込んだガレージを設けたいという夢を捨てたわけではない。6台ぐらい置けるガレージを造りたい」とも語ってくれていたYさんが、「アール設計工房」と「宮井組」の尽力によって、本当に新しいガレージを造ってしまったわけである。しかもご覧のような、とんでもない規模で……。

とんでもない規模のガレージ!
「今回のガレージは2019年の春に完成しました。50歳のときの丸々一年を使ってじっくり造りましたよ。土地は4年ぐらいかけて高台を探していたのですが、巡り会うことができず、もともと一軒家が建っていたこの場所を一度更地にして、ガレージを建てることにしました。土地自体は4~5年前に購入し、プランニングに2年半かけて、2018年から工事をスタートさせたわけです。『GarageLife』57号で紹介していただいたガレージは、ハーレー置き場としていまでも使っていますよ」

今回お邪魔したガレージをプランニングする時点で、Yさんは既述した4台+10年式のガヤルドLP550-2 バレンティーノ・バルボーニ(オレンジ色)という計5台のランボルギーニを所有していたので、 5台収納プランでガレージを構築した。

しかし、なんと筆者が取材に来るということで、撮影の日に合わせてグリーンのガヤルドLP550-2 バレンティーノ・バルボーニを増車してくれていたのだ!

ガレージが広いので無理すれば6台の猛牛たちを保管できそうだが、夢多きYさんのことなので、もしかしたらガレージを増築もしくはさらに新築してしまうのかもしれない。今後の展開に期待しつつ、再び和歌山を訪問する日が来ることをいまから楽しみにしている。

◆PLANNING DATA
 所在地、施主:和歌山県 Yさん
 竣工、構造:2019年、鉄骨
 敷地、延床、建築面積:543.99平米、442.61平米、262.71平米
 愛車:
 1979年式ランボルギーニ・カウンタックLP400S
 1994年式ランボルギー・ディアブロSE イオタ
 1996年式ランボルギーニ・ディアブロVT ロードスター
 1999年式ランボルギーニ・ディアブロVT ロードスター
 2010年式ランボルギーニ・ガヤルドLP550-2 バレンティーノ・バルボーニ (2台)
 2016年式マセラティ・グランカブリオ
 2018年式マセラティ・レヴァンテ

◆OWNER’S CHECK
 ・一番気にいっているところは?
 リビングから愛車を見られることと、横に4台置けること。
 家に帰って来るのが楽しくワクワクする。
 ・ちょっと失敗したところは?
 わかってはいたけれど、デザイン性を重視して水盤を設けたので、クルマを出す
 のがちょっと大変。これは失敗ではないが、本当はクルマを2階に置きたかった。
 ・次の夢はなんですか?
 思い立ったら、その場所をどんどん進化させていきたい。
 ・読者へのアドバイスを!
 自分の理想や要望を伝えるには、設計士さんや業者さんに写真を見せるといい

 でしょう。私は『GarageLife』誌の気になる部分に付箋を貼って見せて、この
 雰囲気を出してくださいとリクエストしました。

『Garage Life Vol.86』より転載

■関連記事

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

関連中古車物件情報

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!