1956年式「VW カルマンギア」を収める、耐震・断熱性能ばっちりな大空間ガレージハウス【ガレージライフ】

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遊び心と施主のセンスの良さが光る、超モダンガレージハウスは、冬でもあったか、安心ハウス

大阪のとある閑静な住宅街に建築されたガレージハウスは、空冷VW 専門ショップ「GARAGE VINTAGE」でファブリケーターとして勤務するOさんが、「タイコーハウジング・コア」で建てた注文住宅だ。建物の外観はスクエアデザインが美しいシンプルモダンなスタイル。対してガレージ内にはアイボリーの1956年式 VWカルマン・ギアがツールボックスや趣味のBMXなどとともに収まっており、遊び心とOさんのセンスが凝縮されている。

【写真12枚】モダンな家に旧いVWなガレージを拝見! 

当初は中古リノベーションを検討
Oさん一家は以前、築30年以上が経過した賃貸住宅で暮らしていたが、冬は寒かった上、耐震性にも不安を感じていたという。そして2人目の子どもを授かり、奥様が育児休暇を取るタイミングで、新居への引っ越しを検討する。当初は近所の不動産屋から中古の3階建て住宅を購入し、リノベーションして1階をガレージにすることを考えていたが、コストが思いのほか高額で、歳を重ねたときの上り降りも考え、プランを変更したという。

住宅展示場に足を運び、ネットでガレージハウスを建てられる住宅メーカーなどを探していたところ、壁や柱の無い大空間を実現できる耐震構法SE構法を採用している「タイコーハウジング・コア」を発見。Oさんはすぐにアポイントを入れて相談に伺ったところ、住宅の設計建築だけでなく土地探しから依頼できるということで、合わせてお願いすることにした。

地元の工務店で夢を実現!
Oさんご夫婦の希望は「クルマ1台を入れても作業ができる大きなガレージと、冬でも暖かく過ごせる家」。数回打ち合わせをしたところに、とある住宅街に45坪の土地が見つかり、その場所でのプランニングをスタートすることになったという。

「タイコーハウジング・コア」では、「耐震構法SE構法とパッシブデザインで建てる、強くて快適でちょっとかっこいい家」をコンセプトに掲げている。壁や柱の無い大空間と耐震性能を併せ持つSE構法を採用することで、耐震等級3を獲得できた。

また、太陽や風などの自然エネルギーを取り入れたパッシブデザインの考えを取り入れた設計と、高気密・高断熱の構造を採用することにより、冬暖かく夏涼しい家が得意なところ。

冬暖かく、大きなガレージのある家
大空間が必要なガレージと冬でも暖かい住まいを希望していたOさんには、まさに理想の住宅となった。南向きのリビングにはドイツ製の外付け電動ブラインド「ヴァレーマ」を設置。夏の日射遮蔽にも役立つほか、カーテンを設置しなくてもプライバシーが確保されている。冬は南からの太陽の光が差し込み、家の中では寒さを感じることなく過ごせるという。

奥様がこだわったキッチンや収納は、タカラスタンダードのショールームで実際にサンプルを見て、素材や色などを決めていったとのことでこちらもシンプルモダンで素敵な雰囲気。

ガレージもリビングもOさんご夫妻のセンスにあふれているが、インテリアのアイデアは、SNSで見た写真を参考にしているそうだ。ガレージの内壁は木毛セメント板貼りの状態で引き渡されたのちに、OさんがDIYでカスタマイズ。床も自分でペイント施工するなど、仕事が休みの時間を使ってグレードアップし、 1956年式 VWカルマンギアを保管するには最高の環境となった。

現在はガレージのカスタムだけでなく、ガレージ前の植栽の世話などが楽しいと語ったOさんであった。

『ガレージのある家 Vol.45』より転載

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2022/07/19 15:00

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