【ホイールカタログ 2022春】新たなコーディネイトを持って変幻自在な“造形美”を訴えかける「ホムラ2X10 BDスポーツエディション」

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固有の造形美を、そしてその奥深さを感じさせる期間限定モデルが登場。「ホムラ2×10BDスポーツエディション」と名付けられたそれは、エレガントな造形の中に、わずかにスポーツホイールの風味が漂う。

マットグラファイトが独特の質感を訴えかける

レイズ持ち前の鍛造製法と並んで、世界最高峰の鋳造技術を持つことを象徴するのがホムラである。プレミアムカーを中心とした様々な車種カテゴリー、カスタムジャンル、あるいはライフスタイルを見越して、その高い技術に裏打ちされた独特の造形美を持つホイールを紡ぎあげてきた。

色味がマットグラファイトになると印象は一変する。エレガントな造形はそのままに、スポーツホイールへと変貌を遂げたかのようだ。キャリパーの色も引き立ってみえる。

この銘柄の「2×10」は10本の交点スポークを、BDはビヨンドデザインを表す。「ホムラを超えるホムラを」として、2020年にデビューしたのがBDシリーズだった。特に2×
10BDはホムラの持ち味である交点スポークを10本に細分化して、エレガントな印象を訴えかける。単なる交点スポークではなく、隣り合うU字状の5本スポークから枝分かれするようにサブスポークが伸びていく造形が印象的だ。各スポークはエッジの効いたシャープなもので、随所に立体感も感じさせる。

ホムラが貫く交点スポーク。2×10BDの造形は特に凝っている。交点部分の面やエッジの処理が特徴的で、交わったその先にはホールも設けられる。リムエンドでは隣り合うスポークがつながるような処理もある。

こうした複雑な造形を引き立てるためには、エレガントな印象が際立つサイドグレイスシルバーか、あるいは逆にブラックで落としこむか。いずれにしても造形美を引き立てるいい色味だった。今回、新たに期間限定モデルとして加わった×10BDスポーツエディションでは、また違う印象を訴えかけてきた。色味はマットグラファイトだ。「つや消しの黒鉛」を意味するこの色味となるだけで、一気にスポーティなテイストが加わる。持ち前の2×10スポークや、ボルトホールに合わせてきっちりとデザインされたセンターパートは、まるで精密な機械式時計のようなメカニカルな印象を漂わせる。A.M.T.(アドバンスド・マシニング・テクノロジー)によってリムに施されたブランドロゴも高品質だ。このテイストに合わせてセンターキャップは、グラデーションカラーの上にレイズロゴが浮かび上がる意匠へと変更された。
こうした意欲作が、新世代レクサスのファーストモデルというべき新型NXを引き立てる。静かで快適な乗り味、最高のおもてなし思想こそレクサスらしいと言えるが、それを2×10BDスポーツエディションがさりげなくスポーティに引き立てていた。モデルチェンジしたばかりの車種なだけに、このコラボは鮮度抜群である。
なお、NX450h+系などのプラグインハイブリッドモデルになると、車両重量は2トンを超える。そうしたヘビー級を難なく受け止めるだけの強度や剛性、信頼耐久性が2×10BDスポーツエディションには備わっている。ホムラではJWD基準を遥かに上回るレイズ独自の試験方法「JWLL+R規格」をクリアすることを課しているからだ。これなら安心して足もとを委ねられる。
今のところ、19インチ、20インチ(ともに8.5J)のラインナップを持ち、P.C.Dは国産車を想定した114.3のほか、輸入車用は19インチにのみ112がある。これなら幅広い車種に2×10BDスポーツエディションの「エレガント&スポーツ」を組み合わせることができそうだ。

2X10BD SPORT EDITION

◎サイズ/価格(いずれも税込)
19インチ×8.5J/60,500円
20インチ×8.5J/64,900円
◎カラー:マットグラファイト(M3)
◎対応車種:メルセデス・ベンツ/BMW/アウディ/VW/レクサス/その他国産車等
問い合わせ先=レイズ https://www.rayswheels.co.jp/

Shop Information
レクサス桑名
三重県桑名市繁松新田50-1
TEL:0594-23-0934
URL:https://lexus.jp/lexus-dealer/dc/info/24854.html
営業時間:10:00~18:30
定休日:月曜日
中部圏に新たに加わった大規模なレクサス販売店

2021年8月に三重県桑名市にオープンした3630㎡もの敷地を持つメガディーラー。ショールームやサービス工場を備え、またCPO(レクサス認定中古車)の展示場も併設する。

フォト=小林俊樹 T.Kobayashi/ル・ボラン2022年6月号より転載

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