【国内試乗】フェイスリフトにより中身も装いも新しくなった! 新型「BMW X4」に試乗

萩原秀輝
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2022/03/06 12:00

空力特性に優れた前後バンパーの採用や前後ライトのデザインの刷新などが施され、スタイリッシュなクロスオーバーとしての存在感が増したX4。走りの質感も増し、上々の仕上がりとなっている。

全モデル足回りを強化しスポーティに進化

意匠が刷新されたフルLEDテールライトが存在感を放ち、その下のデュアル・エキゾースト・テールパイプが精悍さを引き立てる。

X3と同時に、X4もLCIを実施した。X4は、X3と多くのコンポーネンツを共用し、クーペのスタイリッシュさを融合させたSAC(BMWによるカテゴリーでスポーツ・アクティビディ・クーペの意味)なので、進化の歩調が合うのも当然といえる。

フロント周りはLEDヘッドライトの目つきが鋭くなり、キドニーグリルを一体化するとともにエッジを効かせた新世代BMWデザインを採用。その一方で、最近はテールライトのL字エレメントにこだわらなくなったが、X4は従来型を踏襲。リポーターの主観としては、BMWにはL字エレメントが似合うと思う。また、LCIながらインスツルメントパネルやセレクター周りのデザインまで一新したことも見逃せない。

専用ステッチが施されたタコラ・レッドのヴァーネスカ・レザーを使用したインテリア。BMWオペレーティングシステム7.0が採用され、ディスプレイ表示も刷新された。

パワーユニットは、従来型のままだ。ただ、X4はX3にはないxDrive30iをラインナップしている。高性能版の2L直列4気筒ターボを搭載し、X3のxDirve20iが積む標準版のエンジンよりも最高出力は68ps上乗せされ252psを発揮する。

X4 xDrive30i Mスポーツは直4ガソリンターボを搭載。上位モデルのM40iは、直6ガソリンターボを搭載する。

それだけに、アクセルを踏み込めば胸のすく加速が楽しめる。しかも、ゼブラゾーンが始まる6500rpmを一気に飛び越えレブリミットの6700rpmに達する。だが、従来型では気にならなかった硬質な機械音が高回転域で重なってくることが惜しまれる。

前席はスポーツシートが標準装備され、SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)の個性が強調されている。ラゲッジルーム容量は通常時で525L。最大1430Lまで拡張。

ちなみに、X4は全モデルがMスポーツ・サスペンションおよびアダプティブMサスペンションを装備する。xDrive30iはMスポーツ・サスペンションを組み合わせるが、引き締まった設定となるにも関わらず乗り心地の硬さとは無縁でいられる。やはり、X3と同様にLCIにより走りの質感が向上しているのだ。なお、X4とX3はハンズオフ機能付き渋滞時運転支援機能が追加されたことも注目できる。

【SPECIFICATION】BMW X4 xDrive30i Mスポーツ
■車両本体価格(税込)=8,540,000円
■全長×全幅×全高=4765×1920×1620mm
■ホイールベース=2865mm
■トレッド=(前)1600、(後)1645mm
■車両重量=1850kg
■エンジン形式/種類=B48B20B/直4DOHC+ターボ
■総排気量=1998cc
■エンジン最高出力=252ps/5200rpm
■エンジン最大トルク=350Nm(35.7kg-m)/1450-4800rpm
■燃料タンク容量=65L(プレミアム)
■トランスミッション形式=8速AT
■サスペンション形式=(前)ダブル・ジョイント・スプリング・ストラット/コイル、(後)マルチリンク/コイル
■ブレーキ=(前後)Vディスク
■タイヤ(ホイール)=(前)245/50R19(7.5J)、(後ろ)245/50R19(7.5J)

BMW X4公式サイト

フォト:市 健治/K.Ichi ルボラン2022年4月号より転載

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