【FIRST PICTURE】「ニュー・ミニ」いまや国内輸入車セールス不動のナンバーワンが表情を一変!

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その愛らしいスタイルが受け、国内でも順調な販売台数を記録しているミニがマイナーチェンジを受けた。最も大きな変更点はフロントまわりの大型グリルだが、新デザインのホイールやボディカラーの追加など見どころも多い。これならミニ人気もしばらく続くこと間違いなしだ!

現行モデルでは2回目のフェイスリフト

2001年にBMWの手によって復活したニュー・ミニは、オリジナル・ミニの精神を受け継ぐ“プレミアム・スモール”として、この種のモデルが伸びなかったアメリカを含め世界中で認知。それ以来、同グループにおいて不可欠な存在となっている。

昨年は新型コロナの影響でBMW自動車部門はマイナス15.8%の減少で販売は232万台あまりに留まったが、ミニブランドは19万台余りと健闘し、同グループ内で12.5%の販売台数で貢献。また日本では通年で2万196台を販売、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン、BMWそしてアウディのドイツ4強に続いて輸入車ランキング5位に入っている。

2001年にデビューした新世代ミニから、数えること3代目となる現行ミニ。今回のマイナーチェンジでいっそう魅力的なモデルになったといえるだろう。

現行のミニ(F54~60)は、1世代目(R50~53)、2世代目(R55~61)に続く3世代目(F54~60)で2014年から登場、2018年には3気筒エンジンのアップデートを含むフェイスリフトが行われている。そして今回3年振りに3ドア、5ドアそしてカブリオレが同時に2度目のフェイスリフトを受けることとなった。

5インチのカラーディスプレイメーターと、電動パーキングブレーキを新たに採用。ステアリングヒーターもオプション設定された。

チーフデザイナーのオリバー・ハイルマー率いるミニ・デザインチームが目指したのは「シンプリファイ・ミニ」。加飾を排してオリジナル・ミニをモダンでフレッシュに再構築しようとしたのである。

インテリアのトリムはハイグロスピアノブラックに変更。ライトチェッカーカラーのスポーツシートも採用された。

今回の「フェイスリフト」はフロント部分が大きく変化しており、ピアノブラックに塗装されたヘキサゴン・グリルの横一杯に渡された幅広のボディ同色バンパーでミニの塊感(一体感)が強調され、ボディカラーにはルーフトップグレー、アイランドブルー、そしてツェスティイエローが新たに加わった。また標準で用意されるLEDヘッドライトの内側はメッキからグロスブラックに変わり精悍な表情になっている。さらにバンパー両サイドにはこれまでのポジション/フォグライトが消え、代わりにエアカーテンのスリットを配置、フロントタイヤ周辺の乱流を抑さえ空力特性の向上が図られている。同時にホイールデザインも一新されている。

フロントまわりではLEDヘッドライトが全車に標準装備されたのもトピック。半円型のデイタイムランニングライトも健在だ。

一方、リアではユニオンジャック・デザインのリアコンビライトが標準になり、加えてリアバンパー中央に移されたフォグライトもすべてLEDにアップグレードされている。さらにトリムもフロント同様にピアノブラックとなった。またミニはルーフとドアミラーのカラーコンビネーションを「個性化」できることで知られているが、2021年モデルからはルーフにウェットオンウェットと呼ばれる特殊な塗装工程によって、グラデーションを持ったマルチトーンルーフが加わっている。
インテリアは中央に大きな丸形ディスプレイを持つ従来のスタイルだが、ドライバー正面の5インチ・デジタル・ディスプレイ、そして中央の8.8インチもピアノブラックデザインが標準となった。

ドライバーアシストシステムには、レーンデパーチャーウォーニング、そしてアダプティブクルーズコントロールにはストップ&ゴー機能が加わり、ようやく渋滞時における快適性が向上。ちなみにパワートレインは、これまで通り1.5L・3気筒と2L・4気筒で変更はない。
大幅なデザイン変更を受けたニュー・ミニは3月にはワールドワールドプレミアとなり、日本でも輸入時期や価格の発表がアナウンスされるはずである。

リポート=キムラ・オフィス/Kimura Office ルボラン202年4月号より転載

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2021/04/03 12:00

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