ダイムラー・グループが組織を大幅に改編

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企業名をメルセデス・ベンツへ変更。トラック部門は新会社として上場の予定

ダイムラー・グループが企業組織の大幅な改編に着手する。2019年秋には乗用車とバン部門を統合して「メルセデス・ベンツカーズ&バン(Mercedes-Benz Cars&Vans) 」とし、トラック部門は「ダイムラー・トラック&バス」 、金融とサービス部門を「ダイムラー・モビリティ」とする組織変更を実施したが、それから2年足らずで今度はトラック部門の分離(スピンオフ)を公表。トラック部門は新企業として2021年末までにフランクフルト証券取引所で上場させる考えだ。
ダイムラーの主力部門だったメルセデス・ベンツカーズ&バンは新たに「メルセデス・ベンツ社」へ改名し、プレミアムブランドとして独立性をさらに高めていくことになる。社名変更の時期は「近いうち」とのことで明確にされていないが、一連の企業再編は2021年第3四半期の臨時株主総会で承認を受ける予定で、それまでにはより具体的なロードマップが提示されると思われる。 なおダイムラー・モビリティの人員等はメルセデス・ベンツおよび新会社となるトラック部門に配分するとしている。
世界的なプレミアムブランドとして揺るぎない地位を築いているメルセデス・ベンツを擁するダイムラー・グループだが、新型コロナウイルスの感染拡大以前から業績は芳しくなく、2019年の決算ではEBIT (利払い・税引き前利益)が61.1%減、純利益が64.3%減となり、コロナ禍の影響を受けた2020年の上半期決算(1-6月)では純利益は17億ユーロ(約2140億円)を超える赤字へと後退していた。
2020年後半は中国市場の回復により利益は上向いていたものの、今後も電動化への投資が増えることなどを考えて、よりフットワークのいい企業体制への移行に踏み切ることになったようだ。すでにダイムラーは暫定ながら2020年の業績状況を一部公表しており、第3四半期(10-12月)の回復により年間のEBITは約66億ユーロと2019年に対してプラスへと転換している。今回の大規模な企業再編がさらなる業績向上へとつながることを期待しつつ、今後の動きに注目したい。

ダイムラートラックを象徴する新型アクトロス。先進運転支援システムも装備される。

ルボラン2021年4月号より転載
田畑修
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