ポルシェ・ジャパンは2月28日、同社初のピュアEVスポーツカーの納車セレモニーを、東京・有明のポップアップストア「Porsche NOW Tokyo」で開催した。
当日はいち早く納車される3名のオーナーとポルシェ・ジャパン代表取締役社長のミヒャエル・キルシュ氏、「Porsche NOW Tokyo」を運営するEBIマーケティング代表取締役の荒川由紀氏による対談形式でセレモニーが行われた。
この中でまず挨拶したEBIマーケティング代表取締役の荒川由紀氏は、「本日納車を迎えられた皆さまはタイカンの現車を見ず、また試乗もされずにポルシェの技術を信じて購入していただきました。タイカンはスタイルがカッコいいだけでなく、ハンドルを握ってドライブしていただければ誰もが魅了される、まさに真のEVスポーツカーです。現在デモカーを除きましてまだ都内では走っておりませんので、ぜひたくさんの注目を浴びながら楽しく乗っていただければと思います」とお祝いの言葉を述べた。
一方ポルシェ・ジャパン代表取締役社長のミヒャエル・キルシュ氏は、オーナーへのお礼を述べるとともに、スマートフォンを片手に「タイカンはスマートフォンを使って、現在の充電量や走行距離、航続距離などの車両ステータスを確認することができます。また充電スポットも今後増えていきますので便利に利用できると思います。オーナーの皆さんはタイカンのアンバサダーになっていただくことになりますが、アンバサダーだけではなくイノベーターとしてもドライブしていただくのです」とコメント。
また、納車といえば車両の説明だが、これについてはポルシェプロの佐々木ヨハネス陽一氏が解説。エアサスペンションの機能や充電の仕方やポートについてや、回生ブレーキに関してはタイカンの場合回生力が強いこと、サンルーフやトランクスペースやインフォテイメントシステムなどひと通りの説明を行った。
今回の3人のオーナーは全てポルシェからの乗り換えとのことだったが、マカンSや911、パナメーラEハイブリッドとモデルも多彩。いずれもポルシェの大ファンのようで、その魅力を聞いてみると、マカンSからの乗り換えの方は「昔からポルシェに乗りたくてマカンSでようやくその夢が叶いました」。また911の方は「ポルシェは乗って楽しいこともそうですが、壊れないのがいいですね」。さらにパナメーラを乗り継いできた方は「自分はエレガンスを重要視してまして、ポルシェのインテリアは美しくて心地いいんです」。と語ってくれた。
その後、参加してくれたオーナーには、EBIマーケティング代表取締役の荒川由紀氏からシリアルナンバーと名前が刻まれたタイカンのモデルカーをプレゼントされるというサプライズも。また1名の方はスタッフに見送られながら新車のタイカンに乗り会場を出ていくという、まさに納車セレモニーといえるイベントであった。
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