パナソニックが電動モビリティのバッテリー残量表示サービスを開始

全ての画像を見る

クラウドを利用してバッテリーの残量や稼働状態をリアルタイムで把握。予期せぬ電欠を防ぐ

駐車場から自宅、駐車場から鉄道の駅といった「ラストワンマイル」を担う移動手段として電動バイクや電動キックボードなどの小型電動モビリティが注目されている。だが、いくら軽量小型とはいえバッテリー残量がゼロになればただの重い物体と化してしまう。正確なバッテリー残量計がついていればそんなこともないだろうが、手軽さコストパフォーマンス重視でそういった装備のない電動モビリティも少なくない。

そうした「予期せぬ電欠」をクラウドを使って防ぐシステムをパナソニックが開発。「UBMCサービス」と名付けられたバッテリーマネジメントサービスは、多種多様なバッテリーを開発・市販してきた同社の蓄積データやノウハウとAI、クラウドなどを結び付け、バッテリーと物理的接続がなくても残量や寿命を判断できるというから驚きだ。サービスのアプリをスマートフォンにダウンロードし、一定の操作を経てサービスを受けられるようになるが、実験では残量判定誤差は3%とかなり正確。もちろん使用過程でのアップデートも可能だ。
電動モビリティメーカーglafit社との連携も始まっており、まだ開発中ながら残量に加えて走行可能範囲などをスマホ上に表示できるサービスも考えられている。電気自動車はもちろん、電動システムを持つクルマへの応用も効きそうなこのサービス。利便性と信頼性を高めるツールとしてニーズが高まっていく可能性は高い。

ルボラン2021年2月号より転載

■関連記事

田畑修
AUTHOR
2021/01/22 07:30

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!