満員御礼で寒空も吹き飛ぶ! 富士スピードウェイ【BMWワンメイクドライビングレッスン】

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充実のコンテンツに今回も参加希望者が殺到!

コロナ禍で延期されていた富士スピードウェイ(以下 FSW)でのBMWワンメイクドライビングレッスンがついに復活開催! 今シーズンは夏にツインリンクもてぎでの初開催も実現したが、どちらもプログラムの充実度は例年と変わらず。真夏のもてぎとは打って変わって寒空となったFSWだが、BMWと走りを愛するクルマ好きには熱い1日となったようだ。

【BMWワンメイクドライビングレッスン】

開催日時:2020年12月2日水曜日 7:30-17:00

開催会場:富士スピードウェイ

夏に初開催の「ツインリンクもてぎ」でスタートした2020年のBMWワンメイクドライビングレッスンだが、その第2回目は暮れも押し迫った12月2日(水)に富士スピードウェイでの開催が実現。常連参加者には、FSWにおける久々のレーシングコースランとなった。新型コロナウイルス蔓延の影響で、今回はもてぎと同じく感染予防対策を徹底。プログラムには多少の手が加えられたが、内容の充実ぶりに変化はない。ちなみに参加希望者が殺到するイベントの人気度にも陰りはなく、今回は参加枠いっぱいとなる70名超のエントリーがあった。

丸一日BMWを満喫できるプログラムだが、例によって午前中は特設コースを使用したハンドリングレッスンとBMW最新モデルの試乗が行われた。ハンドリングレッスンのコースレイアウトは、午後に開催されるフリー走行の舞台となるレーシングコースの後半セクションを意識したもの。

特設コースでは待機時間の合間にMモデルを試乗。助手席にはル・ボラン本誌でもお馴染みの萩原秀輝リポーターをはじめとするインストラクターが同乗。Mモデルの特長に関する解説も受けられる。

インストラクター陣が豪華なことも、このイベントの魅力のひとつ。今回は現役レーシングドライバーの木下隆之選手と川合孝汰選手、ル・ボランほか自動車専門誌でもお馴染みの萩原秀輝リポーター、豊富なレース経験を持ちカーズミート・ウェブでも執筆している山口礼氏が担当した。

参加者はこの特設コースを数セット周回。随時インストラクターから個別にアドバイスを受けることになるのだが、待機中にMモデルを体感できる点もいつもの通り。今回はM5コンペティションとX6 Mの2台が用意。助手席からインストラクターの説明を受けつつ愛車と同じ環境下でMモデルの高性能ぶりが体感できたようだ。

豪華なニューモデル試乗には魅力的なプラスαも登場!

BMWジャパンの協力を得て行われるとあって、ニューモデル試乗のラインアップも豪華なもの。MモデルはMパフォーマンス・パーツを装着したM340i xDriveをはじめ、M5やM2コンペティション、SAVからはX3 Mが揃えられた。また、Mパフォーマンスモデルでは上陸間もない4シリーズのM440i xDriveとセダンのM550i xDriveがラインアップ。また、今回はニコル・オートモビルズの協力でBMWアルピナから最新のB3リムジンとD5 Sというエクスクルーシブなモデルが試乗車に加えられていたことも参加者にとっては嬉しいサプライズだったはず。

BMWジャパンの協力を得て実施されるだけに、ニューモデル試乗も充実したラインアップ。今回も最新の4シリーズ・クーペやMモデルなどが揃えられた。また、ニコル・オートモビルズの協力で今回はそこに新型B3とD5 Sが加えられていたことも今回のニュース。

前回と同じく、ジムカーナ&試乗会場にはアフターマーケット関連の展示やプレゼンも実施。今回は気の利いたBMW関連のアイテムを揃えるコードテックCAMとBMWのモディファイでは定番アイテムのひとつである鍛造ホイールのBBSジャパンが展示ブースを設置。プログラム待機中の参加者から注目を集めていた。

国際レーシングコース走行は“いつも通り”ガッツリと!

 

午後のフリー走行は、のべで1時間というたっぷりしたボリュームであることが魅力。参加者の愛車は、当然ながらBMWの中でもMモデルに代表されるスポーツ色が強められた仕様が中心。とはいえ、実用的な“穏健派BMW”での参加者も珍しくない。

そんな午前のプログラム終了後は、昼食タイム(今回は新型コロナ対策でお弁当配布)を挟んでレーシングコースの体験走行から午後のプログラムがスタート。参加者の“お楽しみ”は、もちろんこのイベントの目玉のひとつとなっているフリー走行だ。20分刻みで3セット、のべ1時間に渡ってFSWの国際レーシングコースを愛車のBMWで堪能できることに加え、配布された機器でラップタイムも計測されるので、参加者は午前のハンドリングレッスンで学んだ成果を“タイム”でも実感できる機会となる。

今回も木下隆之選手が実戦で使用するM4 GT4でフリー走行時間枠でデモランを実施。市販車に近いスペックとはいえ、そこはコンペティションマシン。それを木下選手が操るとあって、参加者には刺激的な混走タイムとなっていた。

また、今回もBMW M4 GT4でスーパー耐久シリーズにエントリーしている木下隆之選手が、そのレースマシンでデモランを実施。参加者は、レーシングドライバー(+レースカー)と同じ環境下で富士を走るという貴重な経験もできたわけだ。

このように、BMWファンにとっては濃密な内容を誇るBMWワンメイクドライビングレッスン。「密」を避けるために記念撮影がキャンセルされるなど、いつも通りとはいかなかったが、レッスン自体は参加者にとって充実したものであったことは確かだろう。

「密」を避けるため、今回は恒例だった参加者全員の記念撮影はキャンセル。しかし、アフターブリーフィング時にはBMWコンプリート誌が用意したプレゼントの争奪戦、「じゃんけん大会」が敢行。レアアイテムの登場もあって、イベントは最後まで盛り上がりのある展開に!

【取材協力】

ビー・エム・ダブリュー https://www.bmw.co.jp 

富士スピードウェイ http://www.fsw.tv/ 

ニコル・オートモビルズ http://alpina.co.jp/

フォト:小林俊樹 T.Kobayashi

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