「アウディQ4 e-tron」は2021年初頭に登場！ その最大航続距離は510kmに

アウディが開発中の新作EVクロスオーバー、「Q4 e-tron」の最新プロトタイプがカメラに捉えられた。

スウェーデンの市街地に現れたプロトタイプは、ボディ形状こそ既存のコンセプトモデルと似ているが、それとは異なるLEDデイタイムランニングライトを装備。フロントエンドのコーナーエアインテークがコンセプトモデルよりコンパクトに見えるほか、グリル下部の開口部も大きくなっている。

車内はデジタル式のメータークラスターやステアリング回りを除いてカモフラージュされた状態だったが、センターコンソールには大型のインフォテインメントディスプレイを装備。フォルクスワーゲンの兄弟モデルとは異なり、インパネ上部ではなくコンソール中央にインサートされているようだ。また、その下にはプッシュ式のスタートボタンも確認できる。

このQ4 e-tronEVに搭載されるEVパワートレインには、3つのバッテリーと5つのスペックが提供される模様だ。ベースはRWDと予想され、55kWhのバッテリーを搭載。リヤのシングルモーターにより最高出力148psを発揮する。また、上位モデルではAWDのクワトロを採用。前後にモーターを搭載し、82kWhのバッテリーにより最高出力306psを発揮。航続距離は510km（317マイル）と予想される。そのワールドプレミアは2021年初頭と思われ、その後クーペ版となる「Q4 e-tronスポーツバック」が2021年内に登場。どちらもドイツのツヴィッカウ工場で「フォルクスワーゲンID.4」と一緒に生産されることが確定している。

 

■関連記事

• テーマは”Time”｡レクサス､｢ミラノデザインウィーク2024｣出展｡次世代モビリティの未来を表現する没入型体験アートを展示
• 世界初公開！ ホンダ､中国における次世代EV｢烨シリーズ｣発表｡2027年までに6車種を投入予定