【最新ドライブレコーダー紹介】360°カメラが生み出す抜群の安心感「ケンウッド DRV-C750」

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ケンウッド初の360°ドライブレコーダー。車内と車両周囲すべての状況を捉えることができ、オプションのリヤカメラを追加すれば車両後方まで克明に記録する。

危険ドライバー対策に絶大な効果を発揮

このモデル最大の注目ポイントは、水平360°/垂直240°の画角を持つ超広角カメラを搭載すること。車内全体とともに窓から見える車両周囲の状況を一度に撮影することが可能だ。これにより暴漢などが車内に乗り込んでくるようなケースならば相手の顔や行動を完璧に記録できる。

本体の底部には下向きに360°カメラが装備される。撮影画角は水平360°/垂直240°。

また、あおり運転などで後方の車両が接近してきた後に側面へと回り、前方に割り込むなど一連の動きは、途切れることなく最初から最後まで捉えられる。

しかも好みや状況に合わせて使い分けられる、「ラウンドモード」、「パノラマモード」、「2分割モード」、「4分割モード」の4タイプの記録モードを搭載。

ラウンドモード/日中

ラウンドモード/夜間

ラウンドモードはカメラが撮影した映像を加工することなく円形の状態で表示。像は大きく歪むものの車内の状況がもっともわかりやすい。パノラマモードはシートから天井の高さ程度までの範囲を左右方向に広く撮影するもので、フロントウインドー越し、サイドウインドー越しに車両周囲の状況がよく見える。幅寄せや割込みなどの動きも捉えやすい。2分割モードはドライブレコーダーの前方側と後方側の映像を並べたもので、ひずみが少ないために見やすく、車両前方の状況も室内の状況も確認がしやすい。そして4分割モードは車両前方、車内および後方、右側方、左側方を別々の画面として組み合わせたもの。1台のカメラながらマルチカメラシステムのように見せる。

パノラマモード/日中

パノラマモード/夜間

画質は一般的なドライブレコーダーと同等レベルで、最大解像度は2分割モードや4分割モードでは2048×1536としている。F1.8レンズやHDR機能によって夜間でも優れた視認性を確保しているのは嬉しいところ。

本体の底部には下向きに360°カメラが装備される。撮影画角は水平360°/垂直240°。

オプションのリヤカメラ「CMOS-DR750〈実勢価格:1万円前後/税込〉」はフルHD画質によって車両後方のみを撮影(本体映像とは別フォルダとなる)。ケンウッド独自のスモークシースルー機能によってプライバシーガラスやスモークフィルムなど色付きガラスの影響も受けにくい。

リヤカメラ(オプション)/日中

リヤカメラ(オプション)/夜間

なお、記録映像の再生は本体背面の2.4型画面だけでなく、パソコン(Windows/Mac)でも行える。専用ビュワーソフトを利用すれば撮影場所の地図やGセンサー情報の確認ができ、再生ファイル選択もリストからも容易に行える。

パソコン向け専用ビュワーソフト(無料)はWindowsだけでなくMacにも対応する。

多機能なために操作が複雑に思えるかもしれないが、実際に使ってみると従来からのケンウッド製モデル同様、誰でも簡単に扱える。画面上の文字がクッキリと読み取りやすく、右側面のボタンは大きい上に間隔が空いているため押し間違いが起きにくい。しかも各ボタンの役割が画面の右端にアイコンで示されているため、ほとんどの人が説明書を見なくても使えるはずだ。

運転席から手が届きやすい右側面に操作ボタンを配置。画面右端にボタンの役割を示す。

取り付けはシングルカメラタイプのモデルと同じで、本体をフロンウインドーに貼り付けてシガーライターソケットから電源を取得するだけ。リヤカメラはリヤウインドーの内側に貼り、ケーブルを本体の側面に接続する。

オプションのリヤカメラ「CMOS-DR750」。接着部分は熱線を避けられる二分割形状となる。

オプションの車載電源ケーブルを使用すると最長24時間の駐車監視録画機能を実現。ボディへの衝撃や周囲の動体を検知して自動的に録画操作(検知前5秒+検知後15秒)を行う。当て逃げやいたずら、車上荒らしなどの対策に有効だ。

リヤカメラの接続時には本体映像とリヤカメラ映像を組み合わせて同時表示できる。

室内側からのリヤカメラ。KENWOODのロゴがさりげなく入るなどスタイリッシュだ。

ケンウッド DRV-C750
オープン価格(実勢価格:4万円前後/税込)
https://www.kenwood.com/jp/

リポート/フォト:浜先秀彰 H.Hamasaki

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