ハイテク化が加速! 「ロールス・ロイス・ゴースト」がフルモデルチェンジ

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571ps/850Nmを発揮する6.75Lの新しいV型12気筒ツインターボや新世代のアルミスペースフレーム構造を採用するなど、快適でスムーズな走りをさらに追求

ロールス・ロイス・モーター・カーズは9月1日、全面改良を受けて2代目に生まれ変わった新型「ゴースト」を発表した。

新型には、旗艦サルーンの「ファントム」や同社初のSUV「カリナン」と同様に新世代のアルミスペースフレーム構造を採用。ボディサイズは全長5546×全幅2148×全高1571mmで、ホイールベースは3295mm。先代型より89mm長く、30mm幅広くなった。

新型のデザインコンセプトは「ポスト・オピュレンス(脱贅沢)」。この手法は建築やファッション、ジュエリーなどでは根付いており、ミニマルで直線的でありつつも、光の反射を巧みに利用することで無機質さを感じさせないのが特徴だ。

総アルミニウム製ボディによるエクステリアは、荘厳さや華やかさよりピュアでクリーンなデザインを追求。その一方で、拡大された全長や全幅により存在感をさりげなく高め、ロールス・ロイスの一員であることを主張。フロントマスクのパルテノングリルには20個のLEDが組み込まれ、グリルの縦バーをほのかに照らす演出が施されている。

インテリアにもデザインコンセプトが反映されており、細かいディテールや表面的な装飾を廃し、用いられた上質なレザーやウッド、メタルといった素材感を強調した、よりリラックスできる空間を創出。

ルーフライニングに広がる星空を模した、ロールス・ロイス車ではおなじみのスターライト・ヘッドライナーを含めて、新型では「イルミネーテッド・フェイシア」として、ボンネット・マスコット「スピリット・オブ・エクスタシー」や先に触れた「パルテノングリル」、そしてインパネにもLEDイルミネーションが採用された点も新しい。

エンジンはファントムやカリナンと同様に、6.75LのV型12気筒ツインターボを新たに搭載。最高出力は571ps、最大トルクは850Nmを発揮する。駆動方式が従来の後輪駆動から4輪駆動に変更され、後輪操舵システムを採用したことも新型の特徴として挙げられる。なお、フロントサスペンションを前寄りにセットするなどの効果で、前後重量配分は50:50を実現している。ちなみに0-100km/h加速タイムは4.8秒で、最高速は250km/hに制限された。

フロントがダブルウイッシュボーン式、リヤが5リンク式を採用したサスペンションも新設計で、「プラナー・サスペンションシステム」と呼ぶ新機構を採用。カメラで前方の路面状態を読み取り、減衰力を調整する可変式電制ショックアブソーバーとセルフレベリング式エアストラットによって、ロールス・ロイス車の特徴のひとつである“マジックカーペットライド”と呼ぶ快適な乗り心地をさらに進化させている。

また、GPSデータを活用することでコーナリング時に最適なギヤを選択する「サテライト・エイデッド・トランスミッション」システムが採用され、スムーズで快適な走りの向上を追求している。

このほか装備面では、昼夜の歩行者や野生動物を検知するビジョンアシストやヘリコプタービューを実現する4つのカメラシステム、高解像度ヘッドアップディスプレイ、セルフパーク、Wi-Fiホットスポットといった多彩な先進機能が搭載された。

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