耐候性や断熱性だけでなくキャビンの静粛性にも優れたソフトトップを採用
6月10日、ベントレー・モーターズは「コンチネンタルGTコンバーチブル」のラインアップに追加されたV8エンジン仕様のデリバリーが、今夏よりグローバルに始まることを発表した。なお、日本での車両価格は消費税込みで27,368,000円だ。
新型コンチネンタルGTに設定されるV8仕様は、昨年9月にクーペとコンバーチブルが揃って発表された。パワートレインは550ps/770Nmを発揮する4L V型8気筒ツインターボエンジンと8速DCTの組み合わせで、クーペで4.0秒、コンバーチブルでは4.1秒の0-100km/h加速を実現。最高速はいずれも318km/hと発表されている。
コンバーチブルに採用するソフトトップは、19秒で収納または展開できるもので車速50km/hまでなら走行中でも開閉が可能。収納時はZ字型に折りたたまれてキャビン後方に格納される。このソフトトップは、断熱性や耐候性だけでなくキャビンの静粛性にも優れているのが特徴で、従来モデルとの比較では騒音レベルが約半減。クローズド時はクーペに迫る静粛性を実現している。
このソフトトップは7色のカラーが設定されており、そのなかにはツイード素材のものも含まれている。インテリアルーフライナーは8色用意され、56通りの組み合わせから選ぶことが可能だ。多彩に用意されたボディカラーやインテリアカラーとの組み合わせを楽しめるのも、コンバーチブルならではの魅力のひとつである。
コンチネンタルGTコンバーチブルはルーフを閉じても開けても美しく、流れるようなエレガントなスタイルは、筋肉質なプロポーションとシャープで彫刻的なラインがアクセントになっていると、同社では紹介。オープンにすると周囲の景色を見渡すことができ、これから迎える本格的なサマーシーズンのドライブにも最適な1台だと訴求する。
オープンモデルだからといって、夏の暑さや冬の寒さのなかでも快適にキャビンを保つ装備が充実しているのは、ラグジュアリーブランドらしい特色だ。ヒーター付きのシートにはネックウォーマーが備わるほか、ステアリングホイールやアームレストにもヒーターを内蔵するなど、オープンエアをオールシーズンで楽しめるグランドツアラ—に仕立てられているのである。
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