キドニーグリルが大変身! 新型「BMW 4シリーズ」がデジタルプレミア

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“3シリーズのクーペ版”からの脱却を感じさせる個性的なデザインを採用

6月2日、BMWはフルモデルチェンジを受けた新型「BMW4シリーズクーペ」を、オンラインによるデジタルワールドプレミアによって発表した。市場への導入は、今年10月からを予定している。

まず目をひくのが、縦長に拡大されたキドニーグリルを採用したフロントマスクだ。現行3シリーズとはまったく異なるデザインを採用することで、それまで3シリーズから派生したクーペモデル(もっと遡れば3シリーズクーペだったが)という印象の拭えなかった4シリーズを、独立した車種へと昇華させていることがわかる。この新しい縦長キドニーグリルは単なるデザインエレメントであるだけでなく、BMWクーペの伝統に則り、エンジンの高い冷却性能要件を満たすための機能を備えたものでもある。

クーペらしい流麗なプロポーションを実現したボディのサイズは、全長4768(MパフォーマンスモデルM440i xDriveは4770)×全幅1852×全高1393mmで、ホイールベースは2851mm。現行3シリーズセダンと比べて21mm低く設定された重心や、23mm拡幅されたリヤトレッド、軽量化を促進したボディやシャシー、そして前後50:50の重量配分などにより、さらに質の高い走りが追求されている。

搭載エンジンは、ガソリン仕様が2L直列4気筒ターボ(420i/430i)と3L直列6気筒ターボ(M440i xDrive)、ディーゼル仕様が2L直列4気筒ターボ(420d/420d xDrive)と3L直列6気筒ターボ(430d xDrive)を設定。ガソリンの4気筒ターボを除く全機種が、48V電装システムを組み合わせたマイルドハイブリッドとなる。トランスミッションはいずれのエンジンにも8速ATを組み合わせる。さらに、2021年3月には340ps/700Nmを引き出す高性能ディーゼルを搭載する「M440d xDrive」が追加設定される見通しだ。

新世代BMW車らしく、インテリアはデジタル化の促進に積極的だ。標準で10.25インチ、オプションで12.3インチが選べるメーターパネルや、新デザインのスポーツレザーステアリングホイール、新開発スポーツシートが採用されたキャビンは、スポーティで先進的な雰囲気。後席は40:20:40の分割可倒によるトランクスルー機構が備わり、クーペながら確かな実用性が与えられている。なお、通常時のトランク容量は440Lと発表された。

マルチメディアシステムはBMW最新の第7世代オペレーティングシステムが採用され、ジェスチャーコントロールを含む対話型インフォテイメントシステムのBMWインテリジェントパーソナルアシスタントが組み合わされる。Apple CarPlayやAndroid Autoへの対応はもちろん、Wi-Fiを介したワイヤレス接続にも対応している。このほか、オプション設定されるヘッドアップディプレイも新型の3Dタイプで投影面が70%拡大され、運転支援システムなど機能の表示が拡大されている。

運転支援機能では、ステアリングアシスト付きの車線逸脱警告機能や制限速度情報を標準装備。オプションのドライビング・アシスト・プロフェッシナルを選択すれば、レーンキープ機能や緊急レーン機能がナビゲーションと連携される。このほか現行のBMWラインアップの多くに採用されているパーキングアシスタントには、最大40秒の録画機能などが採用された。

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2020/06/04 18:00

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