アルファロメオの「ジョルジオ」プラットフォームを採用してボディサイズを拡大
FCAのジープブランドにおけるプレミアムSUV、「グランドチェロキー」の次期型プロトタイプがカメラにキャッチされた。初代グランドチェロキーは、現在に至るプレミアムSUVカテゴリーの草分け的存在として1993年にデビュー。1999年に登場した第2世代では、当時合併していたダイムラー(メルセデス・ベンツ)の2.7L直列5気筒ディーゼルエンジン搭載モデルが欧州市場に投入されている。現行モデルは4代目にあたり、そのデビューは2010年。次期型は、およそ10年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
そのアーキテクチャーには、アルファロメオの「ジョルジオ」プラットフォームを採用。ボディサイズは、現行型より拡大すると見られている。また、今回キャッチされたプロトタイプはリヤオーバーハングが延長されているが、情報によるとこれはグランドチェロキー史上初の3列シートバージョンだという。
パワーユニットは、3.6Lの「ペンタスター」V6ガソリンや3L直列6気筒ターボ、5.7L V8に代わる3.6L V6+マイルドハイブリッドなどの搭載が予想されている。装備面では、最新の「Uconnect」インフォテインメントシステムと最新世代の運転支援システムなどが搭載されるはずだ。
そのワールドプレミアは、最速で2020年内。しかし、新型コロナウィルスの影響が甚大ということもあって2021年以降にズレ込む可能性もありそうだ。
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