「ティグアン」の生産が累計600万台を突破! フォルクスワーゲンのベストセラーに

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世界の80%の国で購入可能。3大陸4つのタイムゾーンで生産中

2020年4月、フォルクスワーゲンは2019年だけで合計91万926台が生産された世界的ベストセラーモデルの「Tiguan(ティグアン)」が、2020年春に累計600万台生産という新記録を樹立したことを発表した。

ティグアンはヨーロッパ市場で最も人気が高いSUVモデルであり、世界市場でも人気SUVモデルのトップ3にランクインする。世界の80%の国で購入可能で、3大陸にわたる4つのタイムゾーンで生産。昨年には、平均35秒に1台のペースで4つの生産工場のいずれかでラインオフしており、生産ペースの増加は人気の高さを物語っている。

ティグアンの第1世代は2007年のフランクフルト モーターショー(IAA)で世界初公開、その年の後半に市場導入された。2008年に15万台以上(4輪駆動または前輪駆動を選択可能)が生産。多用途で俊敏な走りを特徴としユーザーがコンパクトSUVに求めるニーズを完全に満たしていたことから、ドイツでは初年度からベストセラーSUVの称号を獲得するなど、発売当初から世界中で好調なセールスを記録している。2011年には、このベストセラーモデルに大幅なアップデートが施され年間生産台数は、初めて50万台の壁を突破した。

その後、MQBプラットフォームをベースに開発された第2世代が2016年4月に登場。ダイナミックなプロポーション変更により、さらに本格的なSUVモデルとして磨きがかけられ、新しい運転支援システムがアクティブセーフティを高める一方で、拡大されたホイールベースによる広々とした室内が実現されている。

欧州市場をはじめとする多くの国において発売されるロングホイールベースモデル「Tiguan Allspace(ティグアン オールスペース)」

2017年には、ホイールベースが110mm拡大され最大7名乗車のシート、専用のデザインを備えた「Tiguan」のXLバージョンが製品ラインアップに追加。この新しいバージョンの登場により、生産台数がさらに増加し、現在ではすべてのティグアンの中で55%がロングホイールベースバージョンとなっている。米国で発売される第2世代は、すべてがロングホイールベースモデルであり、欧州市場をはじめとする多くの国におけるロングホイールベースモデルは「Tiguan Allspace(ティグアン・オールスペース)」という名称で発売される。また中国では「Tiguan L」として販売されているXLバージョンは、2019年10月にプラグインハイブリッドモデルも追加された(ドイツでは未発売)。

2世代目の現行ティグアンは、世界で最も成功したSUVモデルのひとつへと進化を遂げ、フォルクスワーゲンブランドおよびグループの主力モデルに成長したが、2020年にはさらなる大幅なデザインおよびテクニカルアップデートが実施。ヨーロッパ向けのプラグインハイブリッドドライブ(PHEV)を備えた新しいバリエーションの追加も予定されている。

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