コンチネンタルがアフターマーケット対策を強化

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新たにポータルサイトを開設。ネット上で7カ国語に対応するサービスを開始

世界有数の自動車サプライヤーであるコンチネンタルが、アフターマーケット向けの情報サービスを強化。新たにポータルサイトを立ち上げ、誰もがネット上でコンチネンタル製品に関する情報にアクセスできるようになった。ライバルともいえるボッシュは日本でも早くからアフターマーケット市場に参入し、ブランドイメージを構築してきたが、コンチネンタルも世界各国でブランド力強化を図っていく構えだ。
このアフターマーケット向けポータルサイトは英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、セルビア語で開設され(残念ながら日本語はなし)、タイヤからワイパーに至るまでコンチネンタル製品のプロダクツが掲載されている。そのユーザーの多くは同社製品をあつかうプロ(整備工場やディーラーなど)となりそうだが、一般ユーザーも動画などでその情報を得られるメリットは小さくない。
莫大なノウハウを有し、巨大自動車メーカーに対しても提案力を持つコンチネンタルだが、生き残るためのブランド力を保つにはアフターマーケット戦略も欠かせない。車種別、部品別の適合表や製品シリアルナンバーなども確認できるこのサイトは、輸入車オーナーにとっても活用できるものとなり、コンチネンタルをより身近に感じられる。ぜひ日本語のサイトも開設して欲しいところだ。

ル・ボラン2020年4月号より転載

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