電動化で「クワトロ」も次世代に? アウディが「e-tron Sモデル」の新システムを発表!

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ブースト時は3モーター合わせて496ps/973Nmを発揮。4.5秒の0-100km/h加速を実現

2月28日、アウディはSUVタイプの新世代EV「e-tron」および「e-tronスポーツバック」に高性能版となるSモデルを設定する予定であることを明らかにし、採用するドライブトレインコンセプトを搭載したプロトタイプ車両を公開した。

両ボディに設定するSモデルでは、ダイナミズムやアジリティ、トラクションのレベルをさらに向上させるドライブトレインが採用される。フロントアクスルに1基、リヤアクスルに2基搭載されるモーターは合わせて429ps/808Nmを発揮。この値は最大8秒間のブースト時に496ps/973Nmに引き上げることが可能だ。これにより、0-100km/h加速は4.5秒を実現。最高速度は210km/hでリミッターが介入する。

ちなみに標準モデルは、モーターを前後アクスルそれぞれに1基ずつ搭載し、総合で360ps/560Nmを発揮。最大8秒間のブースト時は408ps/664Nmに向上し、0-100km/h加速は5.7秒だから、Sモデルが高いスペックの持ち主であることは明確だ。

ハンドリングの面でもSモデルならではの卓越した性能が与えられている。ESC(横滑り防止装置)には「スポーツ」モードが設定され、このときにアウディドライブセレクトのダイナミックハンドリングシステムで「ダイナミック」を選択すると、横方向のダイナミズムが最高レベルとなり、ドライバーの要求に応じてドリフト走行も許容する。

一方、リヤアクスルに2基搭載されるモーターによって後輪の左右をそれぞれに駆動するエレクトリック・トルク・ベクタリングは、コーナリングパフォーマンスのさらなる向上のほか、滑りやすい路面などでも安定した車両姿勢を維持する。

エクステリアでは、よりダイナミックな走りをイメージさせる専用デザインの前後バンパーや、フロントにエアインテークを備えるフェンダーアーチ、標準で20インチ(オプションで21または22インチを設定)の5本VスポークのSデザインホイール、フロント用ディスク径を400mmに拡大したブレーキといったアイテムが特徴的。

「アウディバーチャルコックピット」やデジタルサイドミラーを採用するインテリアでは、レザーとアルカンターラを組み合わせたスポーツシートやシフトセレクターにSモデル専用の菱形エンボス加工が施されるほか、ステアリングやドアスキッドプレートには「S」バッジが装着される。

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