シトロエンが日本攻勢を強化

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CEOが来日して意気込みを表明。ブランド力強化を図る

シトロエンが日本での販売を強化する姿勢を示している2020年9月に東京・赤坂で開催されたシトロエン創業100周年イベント「シトロエン・センテナリー・ギャザリング」に続き、11月末には東京・二子玉川ライズで一般の方を対象に「コンフォート・ラ・メゾン・シトロエン」を開催。今回はパレードランこそなかったものの、二子玉川駅の改札前に位置するガレリアに日本初上陸のベルランゴやコンセプトカーのAMI ONEなどを展示。クルマにあまり興味を持たない人でも立ち寄れるようなスペースを作ってPRする形をとっていた。

日本初上陸のベルランゴ

さらに今回はPSAグループに属するシトロエンSAのリンダ・ジャクソンCEO(最高経営責任者)も来日し、オープニングのプレスイベントに登場。グローバルでセールスを伸ばしているシトロエンの現状などを語り、同じくシトロエンSAのマーケティング部長アルノー・
ベローニ氏、シトロエン・ジャポン社長のクリストフ・プレヴォ氏も登場。意気込みの高さを感じさせた。
シトロエン車(DS除く)の日本国内販売は1-11月累計で前年同期比15.2%増の3730台と好調で、年間では4000台を超えて過去最多だった1990年の6117台に次ぐ台数となる可能性は高い。同じPSAグループのプジョーとともにドイツ勢を脅かす存在となってくれることを期待しよう。

ベルランゴの前で行われた撮影。左からアルノー・ベローニ氏、リンダ・ジャクソンCEO、シトロエン・ジャポン社長のクリストフ・プレヴォ氏。

ル・ボラン2020年2月号より転載

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田畑修
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