日本向けはわずか10台! 「アウディR8デセニウム」の納車式が富士スピードウェイで開催

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「R8デセニウム」はアウディスポーツが監修、生産は世界限定222台

アウディ・ジャパンは、「R8」のV10エンジン搭載モデルがデビュー10周年を迎えたことを記念した限定車、「アウディR8デセニウム」の納車式を購入したユーザー5組8名を迎えて11月26日に富士スピードウェイで行なった。

納車式では、アウディジャパン代表取締役社長のフィリップ・ノアック氏がオーナーへ限定車証明書を車両とともに授与。また納車式の前週末に行なわれたスーパーGTxDTM特別交流戦に参戦したレーシングドライバー、ブノア・トルレイエ選手がゲストとして参加。アウディR8のパフォーマンスを語った。

車名の「デセニウム」とは、ラテン語に由来する言葉で「10年」を意味する。初代アウディR8がデビューしたのは2006年。当初は4.2L V8エンジンでスタートしたが、2009年に5.2Lエンジンを搭載した5.2 FSI クワトロが追加。V10エンジンを搭載したR8のヒストリーが始まった。

R8の自然吸気V10 5.2Lエンジンは、アウディの市販モデルとして過去最高の最高出力620psを発揮。これに、7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせる。また、電子制御油圧多板クラッチ式クワトロフルタイム4輪駆動システムは、運転状況に応じて駆動トルクを自動で分配。極限の状況では、前輪または後輪のいずれかへ100%のトルクを伝達することが可能だ。さらに、低負荷時にはエンジンの片バンクを休止させるシリンダー・オン・デマンド(COD)を採用。アクセルペダルをオフにしたときにはエンジンを駆動系から切り離すコースティングモードとあわせ、優れた環境性能も両立している。

R8デセニウムは、アウディスポーツの責任のもと高度なスキルをもった従業員によってそのプロセスの多くが手作業で行なわれている。生産は世界限定222台の限定で、日本国内の割り当てはわずか10台にすぎない。ベースはクーペモデルの「R8 V10パフォーマンス5.2 FSIクワトロSトロニック」で、ダイナミックステアリングをはじめ数々の特別装備が採用されている。

エクステリアは、デイトナグレーマットエフェクトのボディカラーにハイグロスブラックスタイルパッケージ(グロスブラックのフロントスポイラー、サイドシル、ディフューザーなど)を組み合わせ、フロントフード上のフォーリングスのバッジもブラックに。アルミホイールはマットブロンズの20インチで、インテークマニホールドも同様にマットブロンズカラーに彩られる。

インテリアでは、「Decennium」のロゴがセンターコンソールやドアなどに配され、特にグロスカーボンファイバー仕上げが施されたセンターコンソール部分はアウディの特許による部分マット仕上げ。素材の表面に特殊な粉末を使用し、数千分の1mm単位で粗面化処理が施されている。装備面では電動調整機能付きスポーツシートやデコラティブパネルグロスカーボン、アルカンターラヘッドライニングなどを採用。さらに、550Wのアンプと13個のスピーカーによる「バング&オルフセン」のサウンドシステムを備えている。

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H.Tanaka
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