最新デザイン採用で、存在感や洗練性がさらにアップ

10月2日、アウディはA4アバントのトップパフォーマンスモデル「RS4アバント」のフェイスリフトを実施したことを発表。10月4日〜6日にドイツ・ホッケンハイムで開催されるDTM（ドイツ・ツーリングカー選手権）の今季最終戦で初披露される予定だ。なお、欧州市場では8万1400ユーロ（約958万円）で、この10月から発売された。

このたびのフェイスリフトでは、先ごろ開催されたフランクフルト・モーターショーで登場した新型「RS7スポーツバック」などと同様に、RSモデルの最新デザインが採用された。グロスブラックに塗装されたハニカムデザインのシングルフレームグリルはマットクロームの縁取りが取り除かれたほか、そのすぐ上にはエッグクレートグリルが新設されている。

パワートレインに変更はない。450ps/600Nmを発揮する2.9L V型6気筒ツインターボエンジンに8速AT（ティプトロニック）を組み合わせ、クワトロシステムによって4輪を駆動。4.1秒の0-100km/h加速タイムも従来モデルと同じだ。

走行モードには「RSモード」を新設。ドライバーは任意に設定できる2通りのセッティングを「RS1」、「RS2」に記憶させることができ、ステアリングホイールに備わる「RSボタン」で直接そのセッティングに変更することが可能だ。RSモードを起動させると、アウディバーチャルコックピットは自動的に専用画面に切り替わり、新たにGフォースやタイヤの空気圧&温度といった情報を表示することが可能となる。さらにオプション設定されるヘッドアップディスプレイには、これらRSモデル固有の情報が表示できる。

このほか、最高速度を250km/hから280km/hに引き上げられるRSダイナミックパッケージや、エクステリアのカーボンスタイリングパッケージ、インテリアのRSデザインパッケージといったオプションは新型でも用意されている。

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