トヨタが部品共販とタクティーを統合

全ての画像を見る

アフターサービスを支えるネットワークの統合でさらなる効率化を図る

トヨタ自動車の純正部品を卸売りするトヨタ部品共販店33社と、純正以外の自動車用品や部品の卸売りを行なうタクティーを統合し、新会社としてまとめる構想をトヨタ自動車が発表。2020年4月の事業開始に向けて検討を始めている。現在、トヨタ部品共販は「トヨタ部品○○共販」(○○は主に県名)の名で全国展開し、トヨタ自動車と地元販売店の出資で運営されている。もう一方のタクティーは用品開発や卸売りに加えてカーショップ「ジェームス」のフランチャイズ事業も手がけるなど、よりユーザーに近い存在として運営されてきた。

 

この2つを統合して新会社の傘下に収めることで、事業の効率化、物流コストの削減に加え、新世代のモビリティサービスへの参画などを進めていく考えで、あまり表には出てこない企業群ではあるが、トヨタのアフターサービスネットワークの一大改革となる可能性は高い。

先にトヨタは国内ディーラーでの全店全車種併売を2020年に前倒しで導入すると発表したが、この部品・用品供給体制の改革もその動きにリンクしたものと思われる。統合により従業員数が約9300人の大企業が生まれることになるが、それぞれ地域のディーラーや整備工場とともに歩んできた部品共販店がどう変わるのか。

アフターサービスのネットワーク強化でトヨタのアドバンテージがより増す可能性もあるこの動き、他のメーカーにとっても気になるところだ。

ル・ボラン2019年10月号より転載
田畑修
AUTHOR
2019/09/16 15:00

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!