関係者の証言によれば「恐ろしいほどクールになる」
現在、フォルクスワーゲンは9月とされる次期「ゴルフ」の発表準備を進めているが、その高性能モデルである「GTI」のプロトタイプがカメラにキャッチされた。
次期GTIについては米国フォルクスワーゲンの関係者がメディアとのインタビューで「恐ろしいほどクールになる」とコメントしているが、捉えられたプロトタイプはボディがローダウン。ベースモデルより大型のエアインテークや大径アルミホイール、サイドスカート、ベースモデルより大型化されたルーフスポイラー、ツインエキゾーストパイプが確認。また、ヘッドライトはベース車の次期ゴルフと同じくハーフカップLEDデイタイムランニングライトを装着していることがわかる。
一方、今回掲載する室内の写真はベースとなる次期ゴルフのものだが新型GTIも同様にデジタルインスツルメントクラスターやインフォテイメントシステム用のタッチスクリーンディスプレイを装備。最新情報を受信できる常時オンラインのインフォテイメントシステムを搭載するほか、専用のステアリングホイール、ギアセレクター、カーボンファイバーのトリムなどを加えて高性能モデルらしい仕上げとなることは間違いない。
そのパワーユニットには、2L直列4気筒ターボを採用。最高出力は255psと予想されるが、入手した最新情報によれば300psに到達する可能性もあるという。これが事実なら現行GTI最期の特別仕様、「GTI TRC」の290psを凌ぐスペックとなる。なお、一部では48V電装のマイルドハイブリットを搭載するとの噂もあるが現時点で確定的な情報はない。
その正式デビューは、ベースモデルがフランクフルト・ショーでのデビューとなるだけに2020年の春以降という説が有力だ。
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