扱う中古車の条件を明確化。より安心な「プレミアム」仕様も

ホンダは、2019年10月より中古車に関する3つの取り組みを順次展開し、国内中古車事業を刷新すると発表した。

2019年11月より、認定中古車の基準を厳格化するとともに「ホンダ認定中古車ユーセレクト」というブランドを新たに立ち上げる。このユーセレクトはホンダ車であること、修復歴がないこと、第三者機関による車両状態証明書が発行されていることの3つの条件を満たした中古車に限定。さらにユーセレクトの認定条件に加え、年式、走行距離といったさらに厳しい条件を満たす中古車を「ユーセレクト・プレミアム」とし、安心かつニーズに合った中古車を提供することが可能になる。

この認定中古車制度の刷新に伴い、中古車販売チャネル名称である「オートテラス」を「ホンダカーズ・ユーセレクト」に変更。これにともない、店舗イメージカラーを従来の緑からホンダカーズと同じ白を基調としたものに統一する。これら店舗デザインの切り替えは、2020年3月末までに完了する予定だ。

また、従来ホンダカーズ個社ごとに管理されていた中古車情報をシステムによりネットワーク化、ホンダカーズ間のデータ連携を強化する。具体的には、ユーザーが中古車購入時に全国ホンダカーズの中古車在庫から車両を選択することが可能になるなど、全国のホンダカーズネットワークを活用した中古車事業の展開となる。

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