カブリオレかワゴンかライフスタイルに合うのは?
OPEN CAR
E200 CABLIOLET
簡単に言えばE200クーペスポーツからルーフを取り払ったのがE200カブリオレだが、これまた気分はまったく違う。初夏を思わせるような陽光のなか、オープンで走り出せばとてつもなく贅沢な気分になる。明るい色彩のマキアートベージュ/ヨットブルーのインテリアカラーが煌びやかで、優雅なカーブを描くダッシュボードも雰囲気がいい。クルマのコクピットは飛行機を意識したものが多いが、Eクラスカブリオレのそれはクルーザーのようだ。
そんな気分だからあまり飛ばす気にはならず、ゆったりとクルージングしていると、E200クーペスポーツではやや物足りなさがあった2Lターボも十分以上に感じられるから不思議だ。4気筒ながら極めて滑らかなで静粛性も高く、カブリオレのために仕立てた特性に思えてくる。
乗り味にはいい意味での緩さがある。ボディ剛性は十二分に高く、路面に大きな凹凸があっても軋むなんてことはないが、少しフンワリとしつつも腰がある乗り心地はカブリオレにぴったり。今回はEクラスが3台登場したが、ボディスタイルでこれだけキャラクターがかわるのは驚きでもあった。
活動的なライフスタイルが似合うワゴン
STATIONWAGON
C220d STATIONWAGON AVANTGARDET
ステーションワゴンはコンパクトなC220dをチョイスしてみた。活動的なライフスタイルと低全高車の走りを合わせもつボディスタイルには、頼もしくて航続距離の長いディーゼルがよく似合う。最大トルク400Nmの威力はコンパクトなCクラスを日常域からキビキビと走らせる。最新世代のエンジンは力があるだけではなく、レスポンスにも優れるからドライバビリティがよくてじつに運転しやすい。
Eクラスよりも小さいため、乗り心地は少し落ちるかと思いきやそんなことはない。高速域ではボディの動きに少し揺らぎがあってEクラスほどビシッとしていないのだが、それが不安定感を生み出したりせずに、絶妙な快適さに繋がっている。さすがはビッグマイナーチェンジで6500カ所も改良しただけのことはある。熟成感が高いシャシー性能を持っているのだ。
小さいのに中身は高度だというのがC220dステーションワゴンを選ぶ喜びになる。ただし、後席は座面が短くフィット感も今ひとつと居住性はあまり良くないので、そこを重視するならやはりEクラスを選んだほうがいいだろう。
■関連記事
関連記事
プレミアムSUVには快適で静粛性の高いタイヤがベストマッチ! ブリヂストンのSUV専用設計タイヤ「ALENZA LX100」試乗インプレッション【PR】
国内試乗
2024.04.05
【海外試乗】BEVも同時にラインナップ。アクティブなライフスタイルにピッタリなスモールクーペSUV「BMW X2/iX2」
BMW
2024.04.02
【雪上試乗】北欧ブランドならではの卓越した氷上&雪上の走行性能を披露!「ボルボEX30ツインモーター」
ボルボ
2024.03.31
“自動車のあらゆる究極”をテーマ別に徹底検証 「究極の1台を探せ!」ル・ボラン2024年5月号、本日発売!!
ニュース&トピックス
2024.03.26
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>