エンブレムもインフィニティから日産へと回帰! 「新型スカイライン」が発表

相澤隆之
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2019/07/17 13:00

手放し運転を可能とした「プロパイロット 2.0」の搭載が最大のトピック

日産自動車は7月16日、「スカイライン」をマイナーチェンジ、9月より販売を開始すると発表した。税込価格はV6 3Lガソリンモデルが4,274,640(GT)~5,523,120円(400R)、ハイブリッドモデルが5,474,520(GT/2WD)~6,327,720円(GT Type SP/4WD)となっている。

2014年の現行モデルデビューから、5年あまりが経過してマイナーチェンジとなったスカイラインは、エンブレムもこれまでのインフィニティから日産へと変更。丸型テールランプの復活など、原点回帰をアピール。高速通路上での手放し運転を可能とした世界初の先進運転支援技術「プロパイロット 2.0」の搭載が話題となっている。

発表会の冒頭に登壇した副社長の星野 朝子氏は、「1957年の初代誕生から62年を迎え、日産車で最も長い歴史を持つスカイラインは累計300万台以上、現在も20万台以上が日本の道を走っています。そんなスカイラインが、世界初の先進運転支援技術『プロパイロット 2.0』を搭載しデビューしました。ドライバーの運転支援をさらに高めることで、安全なモビリティ社会を実現するとともに、皆さまに、さらなるワクワクをお届けします」とコメント。また自身が生まれたときに家にあったのがスカイラインで、初めて購入したクルマもスカイラインだったというエピソードなども紹介した。続いて登壇した副社長の中畔邦雄氏は、新型スカイラインの概要をプレゼンテーション、その後チーフビークルエンジニアの徳岡茂利氏が、搭載されている技術など車両の詳細な解説を行った。

エクステリアは、フロントに日産ブランドの象徴である「Vモーショングリル」を採用、スポーティネスを凝縮したフェイスをデザイン。リヤには、スカイラインのアイコンである「丸目4灯リヤコンビネーションランプ」を採用し、後続車に一目で「スカイライン」とわかるデザインとしている。

インテリアは、プレミアムスポーツセダンとしての機能性と質感をさらに向上。ハイブリッド車には日産国内初採用のヘッドアップディスプレイや、アドバンスドドライブアシストディスプレイなど「プロパイロット 2.0」専用装備を採用している。

エンジンはV6に一本化され、ガソリンモデルには最高出力304ps、最大トルク400Nmの3L V6 ツインターボ、ハイブリッドモデルには306ps/350Nmの3.5L V6と、68ps/290Nmのモーターを組み合わせる。またガソリンモデルにはスカイライン史上最高の400馬力を超える最高出力となる405psを実現した400Rもラインアップ、トランスミッションはすべて7速ATだ。

注目の先進運転支援技術「プロパイロット 2.0」は、高速道路の複数車線をナビと連動して設定したルートを走行し、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・自車両の状況に応じ直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、同一車線内でハンズオフが可能となる機能。ナビで目的地を設定、高速道路の本線に合流するとナビ連動ルート走行を開始、ナビと周囲の360度のセンシング情報に基づいて、ルート走行中の分岐や追い越しのための車線変更の適切なタイミングをシステムが判断し、ドライバーに提案してくれる。それに対しドライバーがステアリングに手を添え、スイッチ操作で承認することで、車線変更支援を開始するもので、車線変更や追い越し、走行車線への復帰もスムースに行ってくれる。また走行中にドライバーが警報に反応せずシステムが車両を緊急停止させた際に専用のオペレーターに自動接続する「プロパイロット緊急停止時SOSコール」を搭載している。

一方で走行性能も進化しており、新搭載のインテリジェント ダイナミックサスペンションは、走行シーンに合わせてサスペンションの減衰力を緻密に制御し、車体の挙動を安定させるもの。スポーティな走行での優れた操縦安定性を実現するとともに、車体の揺れを低減して快適な乗り心地も実現しているという。ステアリングの切り始めのレスポンスを向上させ、ライントレース性を高めるダイレクトアダプティブステアリングは、低速から中速での操舵の過敏さを軽減しながらクルマの応答性を向上させるものだ。

新しいNissanConnectサービス(コネクテッドカーサービス)もスタートしており、通信によりナビの地図更新が自動で行える「OTA(Over The Air)自動地図更新」や、ナビとスマートフォンの連携によりクルマに乗る前の現在地から車を降りてからの最終目的地までのシームレスな道案内を可能にする「ドアtoドアナビ」、車内がWi-Fi環境になる「docomo In Car Connect®」など、多彩なサービスを提供していくという。

発表会では、最後にNissan Excitement Ambassador(日産エキサイトメントアンバサダー)に就任したばかりの、日本フェンシング協会会長の太田雄貴氏が登壇し、星野 朝子氏と中畔邦雄氏を交えてのトークセッションが行われた。太田雄貴氏は新型スカイラインに試乗し実際にプロパイロット2.0のハンズオフ機能を体験、その映像の中では「すごい!」を連発し、「前のクルマの運転が下手に見えますね、路の上に線路があるようですごく感動しました」。とその感想を述べていた。

日産グローバル本社ギャラリーでは、8月1日まで新型「スカイライン」の展示イベントを開催。歴代スカイラインのヘリテージカーも多数展示し、映像や実車によって商品の魅力をお伝えするプレゼンテーションも行うとのことだ。

 

 

 

 

 

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