アバルト プントはやっぱりスポーツモードが楽しい! イタドロ編3/3【旧車ビギナーは要注意!100万円でドロ沼に陥る!?】

全ての画像を見る

カー・マガジン編集部員がこれは!と思った趣味グルマを紹介する、恒例の『100万円でドロ沼に陥る!? 』ですが、3回に分けてお送りしたイタリア車でドロ沼に陥る!? 、略して”イタドロ”も今回で3回目。字面で、整備の無限ループを想像した方、それは間違い。一度運転席に座れば、たちまちドライバーを魅了する。そんなイタリア車のドロ沼へようこそ!

レバー”ON”をお忘れなく

思い出はこれほど美化されてしまうのか……と落胆するほど遅い。久しぶりに運転したアバルト・プントが急速に色褪せてしまった。
新車へ試乗した際、欲しいリストの上位にランクインしていたのは勘違い? いや、そんなはずはない、と戸惑いながら車内を見回すと、シフトレーバー前方に、押すべしとでも言うように”SPORT”の切り替えレバーが鎮座しているのを見つけた。いざレバーを前方へ押し込み”SPORT”の文字が点灯するや否や、思い出に鮮やかさが蘇る。

直4・1.4リッター・ターボは最高出力163psを発揮する。ノーマルモードでもフツーに走ることはできるが、アバルトの先入観を持って接すると拍子抜けすること請け合い。SPORTモードがオススメ。

1.4リッターターボが目覚めた瞬間だ。これこれ! とニンマリするほど、ピュンピュンとブースト圧の表示が左右に触れ、それに呼応して走りも軽快さを増す。これほど激変するんだっけ、と思いながら6速M/Tを繰る時間は幸福ともいえた。
前々回の126、前回の155、そしてプントの順に取材し、クルマの進化をまざまざと感じたが、操る楽しさは不変。どれも左ハンM/Tだが、気負わずぜひ楽しんでいただきたい。

全長は4mを僅かに超えるコンパクトボディながら、ベースはプントエヴォとあって使い勝手は良好。リアシートも実用的でラゲッジスペースも十分だ。インテリアの写真ではわかりづらいがシフトレーバー前方にSPORTとNORMALの切り替えレバーを備える。トランスミッションは6速M/T。シートはヘッドレスト一体型のスポーツタイプ。適度にショルダーが立ちホールド性は良好だ。フロントのブレーキキャリパーはブレンボ製を備える。

 

2011 ABARTH PUNTO

1,480,000円

【編集長の傍からヒト言】過去と未来を繋ぐ貴重なアバルト
例えば1980年代。ランチア037ラリーのパーツのあちこちに、これでもかと刻まれた”ABARTH”の文字に涙した世代からすれば、いまや堂々とスポーツ・ブランドを名乗る”アバルト”に、隔世の感アリ。そんな過去と現在をつなぐ絶妙(微妙?)なポジションに立つプントは、新生アバルトの鏑矢だ。そんな男気溢れる1台と暮らしたい。


【問い合わせ】
フィオラーノ 0297-39-2416

■関連記事

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!