BMWが大迫力キドニーグリルの最上級ラグジュアリー2モデルを発表

全ての画像を見る

ラグジュアリー2階級制覇を狙う

ビー・エム・ダブリューは6月24日(月)、東京港区のグランドハイアット東京を会場に、BMWブランドのフラッグシップセダンである7シリーズの大幅改良モデルと、最上級ラグジュアリーSUVモデルとなる新型X7を披露し、同日からの販売開始を発表した。

同社のペーター・クロンシュナーブル代表取締役社長によれば、2019年1月からの輸入車登録台数が前年同期比マイナス3.6%(日本自動車輸入組合)となる中で、BMWブランドは1.6%の伸び示すなど、新型3シリーズをはじめとしたセールスの好調ぶりをアピール。今後も8シリーズ・グランクーペや3シリーズ・ツーリング、新型1シリーズといったニューモデルの投入継続を予告した。

そして、同グループが掲げる「ナンバーワン・ネクスト」戦略に欠かせない、ラグジュアリー・セグメントに挑戦する最新の2モデルをアンベール。なお、クロンシュナーブル氏は本年7月末をもって、ドイツBMW本社へ帰任するとのことで、「日本の“おもてなし”精神に感銘を受けた」と2014年8月からの充実した任期への感謝を述べた。

初挑戦のフルサイズSUVとなる新型X7は、大迫力のキドニーグリルとクローム加飾のリアガーニッシュ、BMW史上最大となる全長5165×全幅2000×全高1835mmの堂々たる体躯で存在感を強調。同モデル・プロダクトマネージャーのデクスビクター・ファンウネン氏によれば、3105mmのホイールベースを活かした豊かでラグジュアリーな3列シートの居住空間ながら、BMWはドライビングダイナミクスに一切の妥協はしないとのこと。

路面状況に応じて車高を自動調整する「4輪アダプティブ・エアサスペンション」、カメラで進行方向をモニターして、ダンパー減衰とロールを最適化する「エグゼクティブ・ドライブ・プロ」が実現する「空飛ぶじゅうたん」の乗り心地はもちろん、初搭載の「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援システム」や3眼カメラを使ったドライバーアシスタンス機構、学習型AIによる自然発話対応の「インテリジェント・パーソナル・アシスタント」を装備する。

【BMW X7 xDrive35d】

新型X7の国内ラインナップは、最高出力265psと最大トルク620Nmの3リッター直6ディーゼルターボを搭載する、X7 xDrive35d(10,790,000~12,420,000円)。BMW M社が手掛けた4.4リッターV8ツインターボ(530ps/750Nm)を積むX7 M50i(15,660,000円)は今秋以降に投入するとのこと。※車両価格は消費税8%込み

【BMW M760Li xDrive】

一方、2015年のフルモデルチェンジ以来の大幅改良となったフラッグシップの7シリーズは、従来よりも50mm高いフロントエンドと面積を40%拡大したキドニーグリル、リアエンドのLEDガーニッシュライトで洗練された高級感を演出し、インテリアにもキルティングステッチを施したレザーシートを採用。X7と同様に「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援システム」や3眼カメラを使ったドライバーアシスタンス機構、学習型AIによる自然発話対応の「インテリジェント・パーソナル・アシスタント」を採用。

プロダクトマネージャーの御舘康成氏は、「オーセンティックで高品質なプレステージセダン」として、カーボンコアテクノロジーによる軽量かつ高剛性なボディと後輪ステア、電制アクティブスタビライザーがすべての乗員に快適でラグジュアリーな乗り心地を提供できるとコメント。また、BMW伝統の3リッター直列6気筒(286ps/450Nm)を新たに組み合わせたPHEVの745e(11,980,000~13,210,000円/Li=14,900,000円)や、M760Li xDrive(25,230,000円)の6.6リッターV12気筒ターボ(609ps/850Nm)といった自慢のパワートレインがもたらす最高のドライビングパフォーマンスは他ブランドにはないものとアピールした。

そのほかのフェイスリフト版7シリーズのラインナップは、ガソリン仕様の3リッター直6ターボ(340ps/450Nm)を積む740i(10,900,000~12,850,000円)とロングボディの740Li(14,900,000円)、4.4リッターV8の750i xDrive(15,600,000~16,740,000円)と750Li xDrive(18,280,000円)。クリーンディーゼルの740d xDrive(12,030,000~13,300,000円)と740Ld xDrive(15,350,000円)となる。※車両価格は消費税8%込み

BMWジャパン https://www.bmw.co.jp/ja/index.html 

■関連記事

萩原充
AUTHOR
2019/06/25 14:00

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!