サビありエンジン不動のプジョー204、 飛び込む勇気はあるか?【旧車ビギナーは要注意!100万円でドロ沼に陥る!?】

2019/06/10 08:00

所々穴が開いている。つまり、コンディションは良くない

こちらのプジョー204は、OTオートモーティブにて販売中の個体で、新車当時正規輸入された1台。ところどころやれたブルーメタリックのペイントになぜか惹かれてしまう。プジョー初のFFモデルとじっくりと腰を据えて向き合いたい方、大歓迎!

今回ご紹介するのは、プジョーで初めて前輪駆動を採用したエポックメイキングな1台、204ベルリーナだ。現在プジョーのラインナップが全てFF、もしくはFFベースの4WDという構成はこの204の成功があったからこそ、と言ったら言い過ぎだろうか。

フロアのサビは所々穴が開くほど進行している。ここに手を入れる覚悟があれば、この204はお宝と言えるだろう。

エンジンはもちろん横置きで、その下にギアボックスを配したレイアウトはADO16の影響を受けたものと言われている。ボディデザインを手掛けたのは、ボンネットに貼られたバッチの通りピニンファリーナだ。全長4m以下ながら、ホイールベースは2590mmもあり大人5人が問題なく乗車できる。写真からも想像できる通り、シートクッションは車格を越えたサイズと厚さで座り心地は上々だ。

ウォーターポンプやヘッドガスケット。その他にもベルトやホース類などスペアパーツは豊富にストックされている。その全容が気になるかたは、是非その目でご確認いただきたい。

狂気を秘めたクルマほど魅力的に映るのか、はたまた猫のような愛くるしさでつい飼いたくなるが、条件反射で買う! と思った方は1度、いや3度ほど深呼吸をして気持ちを落ち着かせていただきたい。通常の100ドロは直感で飛び込むことをオススメしているが今回は別。というのもこのクルマはボディにサビがあり、所々穴が開いている。つまり、コンディションは良くない。また10年ほどエンジンはかけられていないため整備すべきところは多いのだ。

フロントに横置きされた1.1リッターの4気筒ユニットは10年ほどエンジンがかけられていないそうだ。そろそろ目覚めの時?

Text:中本健二/Kenji NAKAMOTO Photo:澤田和久/Kazuhisa SAWADA カー・マガジン473号(2017年11月号)より転載

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