【海外試乗】「BMW 7シリーズ」トップ・オブ・バイエルンがフェイスリフト!

フルサイズとは思えぬ軽快な身のこなし!

750Liの0→100km/h加速は4秒フラットと、スポーツカーも顔色を失うほどの動力性能を発揮。フットワークも軽快そのものだ。

試乗に供されたその750iのロングボディは、6500rpm付近のトップエンドまでしっかりパワーを乗せてくる元気の良さもさることながら、低回転域から淀みなく湧き上がるトルクをもってきびきびかつ滑らかにレスポンスしてくれるパワートレインのフィーリングが印象的だった。持ち前の軽さも相まって、思うがままに速度を乗せていく感覚はフルサイズサルーンのそれとは思えない。当然それは運動性能にも好影響を及ぼしている。走る曲がる止まるの総合性能でいえば出色ともいえるM760iにも比肩する出来栄えといえるだろう。

内装も3シリーズや8シリーズと同様の方向性に沿って刷新。メーター回りやインフォテインメントもアップデートされている。

そして注目の745eだが、走り始めると先代に対して全域でモーター走行時の力感がひと回りは高まっていることがはっきりと伝わってくる。最大140km/hまでの加速や100km/hでの巡航も可能と、このパワーがあれば日本においては日常域をほぼモーターだけで賄うことも現実的だ。エンジンが始動してのハイブリッドモードにおいては直6ユニットの滑らかな回転フィールとの相性も良く、加速時や高速巡航時などで先代とはひと味違った上質感も味わわせてくれる。また、ACCやレーンキープアシストなど、ADAS系の制御がリニアリティを高めたことも、新型7シリーズの進化点として見逃せないところだ。

アコースティックガラスの採用や遮音材の追加など、音環境の改善が加えられた後席空間。天井にはアンビエント照明を採り入れている。

クローム系の加飾が増え、側方のホッケースティック・デコレーションも大きく採られるなど、アピアランスは明確に強化されている。リアコンビランプは昨今のBMWのトレンドを汲んで立体的な造形となり、最新のLEDテクノロジーによって灯火類も明細化されている。

リポート:渡辺敏史/T.Watanabe フォト:BMWジャパン/BMW JAPAN ル・ボラン2019年6月号より転載

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2019/05/12 11:00

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