「ポルシェ718ケイマンGT4クラブスポーツ」が日本でも発売!

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ポルシェジャパン主催の新レースシリーズ参戦仕様を設定

4月5日、ポルシェジャパンは718ケイマンのサーキット専用車両「718ケイマンGT4クラブスポーツ」の日本での販売を発表した。消費税込みの車両本体価格は以下のとおり。

・718ケイマンGT4クラブスポーツ・コンペティション:23,619,600円
・718ケイマンGT4クラブスポーツGT4MR:27,140,400円
※ハンドル位置はいずれも左のみ

販売車両は2バージョンを設定。コンペティションモデルは、ポルシェジャパンが主催する新シリーズ「ポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)」への参戦を前提としたもの、一方、MRモデルはSROが主催するブランパンGTシリーズのFIA GT4カテゴリーなどに参戦するためのモデルだ。

新型は初代ケイマンGT4クラブスポーツの後継を担うレーシングカー。より速いラップタイムだけでなく、原材料のサスティナビリティにも焦点があてられており、天然繊維コンポジット製のボディパーツを採用した初のプロダクションレーシングカーとなる。

運転席および助手席のドア、そしてリヤウイングはおもに亜麻や麻の繊維などの農業副産物から供給される有機繊維の混合物で作られており、車両の重量や剛性はカーボンファイバー製と同等の特性を有している。

エンジンは最高出力425ps/7500rpm、最大トルク425Nm/6600rpmを発揮するリジッドマウント付きのアルミニウム製3.8L水平対向6気筒で、6速デュアルクラッチのPDKを介して機械式ディファレンシャルロックが備わる後輪を駆動する。フロント用に直径380mmのスチール製ディスクを採用するブレーキシステムは、レーシング仕様だ。さらに、溶接されたロールケージやレーシングバケットシート、6点式シートベルトを装備。車両重量は1320kgと非常に軽量に抑えられている。

コンペティションモデルはレースに関連したアイテムを採用。3段階調整式のショックアブソーバーのほか、容量115Lの安全燃料タンク、前後の車軸間のバランスバイアスを無限に調整できるブレーキバランスシステム、迅速なピットストップを実現する統合エアジャッキシステム、911GT3R由来のクイックリリースレーシングステアリングホイール、自動消火システムが装備されている。

なお、コンペティションモデルの購入者には、「ポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)」へのエントリーが義務付けられている。新型のコンペティションモデルでの参戦は富士スピードウェイで開催される第5戦からの予定となる。PSCJの2019年レーススケジュールは以下のとおり。

●ポルシェスプリントチャレンジジャパン2019スケジュール
・ラウンド1-2:3月31日/岡山国際サーキット
・ラウンド3-4:4月21日/ツインリンクもてぎ
・ラウンド5-6:6月16日/富士スピードウェイ
・ラウンド7-8:7月7日/ツインリンクもてぎ
・ラウンド9:8月25日/鈴鹿サーキット

718ケイマンGT4 クラブスポーツの車両購入およびPSCJエントリーに関する問い合わせは下記まで。
・ポルシェカレラカップジャパン委員会
TEL : 0465-80-3808(平日10:00〜17:30)/MAIL : pccj@cox.co.jp
・ポルシェ カレラカップ ジャパンオフィシャルウェブサイト URL:www.carreracup.jp

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2019/04/08 17:00

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