ポルシェが整備工場で自動運転の実証実験

田畑修
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コペルニクス・オートモーティブとのコラボで車両移動の自動化を実施

テストは整備工場の駐車場からワークショップに入庫するまでの車両の移動を、タブレット操作による自動運転で行う。

より実現しやすい自動運転システムのひとつに、駐車場などでの車両のリモートコントロールシステムがある。日本でもクラリオンがスマートフォンで自動運転車両を遠隔操作して駐車・出庫を行なえるシステムを開発しているが、ポルシェはそのリモートコントロール機能を整備工場で活用するシステムを開発。実証実験を始めると発表した。
このシステムは整備工場のリフト作業場と駐車スペースの間を、タブレット端末で車両をコントロールしながら移動させようというもので、移動時にいちいち運転者が乗り込む手間を省くことができる。走行速度は7km/h以下で、障害物などを避けて整備車両が自在に移動できる機能を備えているという。まず100万km相当のバーチャルテストを行なってから実走実験へと進めていく計画だ。

システム構築はAIによる自動運転技術を研究するベンチャー企業、コペルニクス・オートモーティブとのコラボレーションで進めており、世界の革新的なベンチャーをポルシェ、ダイムラー、BASFなどがバックアップする「スタートアップ・アウトバーン」の一環でもある。2019年半ばには実証実験を始めるというこのシステム。実用化すれば人手不足の解消に大きく貢献するだけに期待も大きい。実証実験が順調に進み、実用化につながることを望みたい。

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