ザガートの創立100周年を記念

3月25日、アストンマーティンは60年にわたるパートナーシップを結んでいるイタリアのカロッツェリア、「ザガート」の創立100周年を記念したニューモデル「DBS GTザガート」のレンダリングスケッチを公開した。

このモデルは「DB4 GTザガート・コンティニュエイション」とともに「アストンマーティンDBZセンテナリーコレクション」を構成する1台。DBZセンテナリーコレクションとは、ザガートの100周年を記念し、過去に生み出されたアイコンに敬意を表しながら、これからのクラシックモデルを創リ出すユニークなプロジェクト。アストンマーティンとザガートの60年におよぶパートナーシップを、これからさらに拡大させていくためのものでもある。

このプロジェクトの最新モデルが、このたび発表されたDBS GTザガートだ。ベースモデルはアストンマーティンの現行ラインナップのなかの1台、DBSスーパーレッジェーラ。スタリングはアストンマーティンとザガートが共同で手がけており、アストンマーティン・ザガートのデザイン言語の進化を具現化させている。1960年に登場したDB4 GTザガートのアイコンであったダブルバブルルーフが採用されたほか、キャノピーの後端が伸ばされ、流れるようなルーフラインを描く。フロントグリルやホイール、ヘッドランプなどには、ザガートの特徴的なデザインに現代的な工夫が加えられている。

 

DBS GTザガートは、DB4 GTザガート・コンティニュエイションとともに、セットで販売される。販売予定数は19セットで、価格は600万ポンド（約8億7000万円）。カスタマーへの納車予定は、DB4 GTザガート・コンティニュエイションが2019年の第４四半期、DBS GTザガートが2020年の第4四半期とのこと。

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