【スクープ】次期トヨタ「エスティマ」は燃料電池車になって2020年前半までに登場?

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「天才タマゴ」の異名が復活

横倒しにした直列4気筒エンジンをフロア下のミッドシップに搭載、当時としては近未来的なワンモーションフォルムのボディをまとい「トヨタの天才タマゴ」をキャッチフレーズにして登場した初代「エスティマ」。2代目以降はコンベンショナルなフロントエンジンのFFプラットフォームに移行したが、ミニバンで初めてハイブリッドカーを投入するなど、既存のミニバンとはひと味違うキャラクターは健在で、一時はトヨタの主力ミニバンという地位にもあった。

現行エスティマ

現行エスティマ

しかし2006年にデビューした現行の3代目以降は大きな動きはなく、また2019年をもって生産終了という噂も出てエスティマの命脈は風前の灯火とまで言われてきた。だが、ここにきてついに次期エスティマに関する情報をキャッチすることができた。

トヨタ「Fine Comfort Ride」コンセプト

一部では2017年の東京モーターショーで初公開された「ファイン・コンフォート・ライド」コンセプトが後継との噂もあったが、さすがにそこまで奇抜なエクステリアが採用される可能性はないようだ。そこで今回はTNGAプラットフォームを採用する新型の予想CGを現在まで得ている情報をもとに制作してみたのだが、そのエクステリアは現行型を近未来的にアップデート。Aピラーを傾斜させ、一層シャープなフォルムとした。フロントフードやサイド面構成にはキャラクターラインを複雑に取り入れ、またフロントには三段構成の造形を取り入れ立体感を演出した。ヘッドライトライトはコンセプトカーのものをベースに直線のLEDを中央まで伸ばし未来感を演出。また、インテークも大型デザインで迫力をアップさせている。

トヨタ「Fine Comfort Ride」コンセプト

だが、次期エスティマで注目すべきはトヨタがMIRAIで商品化したFCV(燃料電池)パワートレインの搭載だ。MIRAIの航続距離は公称で650kmだが、次期エスティマではゼロエミッションにして1,000kmを走破できるという。もちろんコンベンショナルな内燃機関も用意され、そちらは「レクサスUX」に搭載された2LにTHS IIを組み合わせたハイブリッド仕様となるようだ。現行型のJC08モード燃費は18.0km/Lだが、次期型では大幅に向上していると思われる(30km/L近いという話もある)。

なお、トヨタでは「プリウスα」の生産終了も予定しているという噂もあるだけに、次期エスティマはそれとの統合モデルになる可能性も考えられる。その答えが見えてくるのは今年の東京モーターショー、あるいは2020年前半というあたりになりそうだ。

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小野泰治
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2019/03/19 11:00

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