航続距離は最大40%アップ、家庭用電源としては約4日間の供給が可能に
日産自動車は、「日産リーフ」に新開発のe-パワートレインを採用し、パフォーマンスと航続距離を向上させた「日産リーフe+(イー・プラス)」を追加設定し、1月23日に発売を開始すると発表した。
今回のリーフe+の最大のポイントは、パワートレインの進化だ。リチウムイオンバッテリーの容量を標準モデルの40kWhから62kWhへ増加させることにより、モーターは最高出力160kW、最大トルク340Nmを実現。高速走行時の加速性能を大きく向上させた。これにより80km/hから100km/hへの加速時間は約15%短縮し、最高速度も約10%向上しているという。
また航続距離はJC08モードで400kmから570kmへ、WLTCモードでは322kmから458kmへと増加するなど、より長距離のドライブも可能となった。価格は「リーフe+ G」が4,729,320円、「リーフe+ X」が4,162,320円(いずれも税込)となっている。
一方発表会の会場では、EVを活用しながら日本をより良くするための包括的な取り組みである「ブルー・スイッチ」の一環として、リーフをはじめとするEVの、大容量バッテリーに蓄えた電力を住宅やビルに給電するなど、パートナーとともにEVを活用したエネルギーマネジメントを推進する「Nissan Energy Share(ニッサンエナジーシェア)」のデモンストレーションも行なった。これによると一般的な住居の場合、標準モデルが家庭用電源として約3日間の供給であったものが、「リーフe+」では約4日間の供給が可能になり、災害時や停電時の電力供給に役立つという。
さらにバッテリーの二次利用については、使用済みバッテリーの再利用および再製品化に特化した新工場を開業しており、この再製品化技術を活用することで、さまざまな用途に再利用することが可能になっているとのことだ。このように日産は、今後もEVの活用を一層進めていくという。
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