130ps/300Nmを発揮しながら燃費を15.7%向上

プジョー・シトロエン・ジャポンは12月17日、新しいディーゼルエンジンを搭載した「プジョー308/308SW」を発表。同日より発売を開始した。モデルラインナップ、および消費税込みの車両本体価格は以下のとおり。

・308アリュールBlueHDi：304万9000円
・308 GTラインBlueHDi：329万9000円
・308SW アリュールBlueHDi：329万7000円
・308SW GTラインBlueHDi：354万7000円

上記モデルには、いずれも新しい1.5リッターターボディーゼルエンジンを搭載。従来の1.6リッター版よりダウンサイジング化しながら、最高質力は10ps上乗せとなる130ps/300Nmを発揮し、低回転から高回転域まで従来型を上回るパワー／トルクを発生する。JC08モード燃費は、308アリュールBlueHDiで従来型の21.0km/Lより15.7%向上した24.3km/Lを実現している。排出ガスは欧州における排ガス規制「EURO6.2」をクリアしており、今後のより厳しい規制にも対応できるポテンシャルを持っている。トランスミッションはパドルシフト付きの8速AT「EAT8」を組み合わせる。

一方、ガソリンエンジン車もEURO6.2に対応するためにエンジンに改良が加えられた。新しいインジェクションシステムを採用するとともに、250barの高圧燃料噴射ポンプやふたつのセンサー、ガソリン専用のパーティクルフィルターを搭載。ターボチャージャーの制御は電子制御式となった。新しい1.2リッターガソリンエンジン（130ps/230Nm）を積む新型308のモデルラインナップ、および税込み車両本体価格は以下のとおり。トランスミッションはこちらも全車パドルシフト付き8速ATとの組み合わせだ。なお、ガソリン車の高性能版「GTi」は従来型から変更はない。

・308アリュール：283万9000円
・308 GTライン：308万9000円
・308SWアリュール：308万7000円

この新型308では、全車にアクティブクルーズコントロールが標準装備されたほか、Apple CarPlayに対応する「プジョー・ミラースクリーン」が搭載されたこともニュースだ。

なお、ディーゼル車およびガソリン車の「GTライン」グレードは、この新型308導入を記念した特別仕様車で、チェッカータイプのフロントグリル&リアアンダーガーニッシュや、GTラインエクステリアのサイドスカート、17インチアロイホイール、アクティブブラインドスポットモニターシステム、パークアシスト、レッドステッチ・インテリア、アルミペダルといった装備が採用されている。

■関連記事

• ステランティスが展開する計18の電動モデルが対象！ 特別キャンペーン｢GO！EV LIFE｣
• プジョーの人気モデル｢308｣｢408｣に､新しいハイブリッド･パワートレインが仲間入り