高齢化社会の地域移動サービスを検証

ダイハツは、日本総合研究所（以下日本総研）が2018年8月29日に設立した「まちなか自動移動サービス事業構想コンソーシアム」（以下コンソーシアム)に参画することを決定した。

昨今、高齢化社会の進行は地方のみならず都市郊外でも顕著となり坂道の多い丘陵地などの郊外ニュータウンでは、地域の生活を支えるモビリティサービス事業への期待が高まっている。

そこで、グループスローガンである“Light you up”のもと顧客に輝いたライフスタイルを提供することを目標とするダイハツは、「持続可能なモビリティサービス」が必要と考え2017年度より日本総研との連携を開始している。

その結果、本年度は実証地域の自治体や自治会を含む産学官民が連携する本コンソーシアムへ参画することとなった。

ダイハツは、本コンソーシアムにおいて軽自動車サイズの車両を使用。生活に寄り添った乗り合いサービスに最適な車両要件を検証する。

ここでは道幅の狭い生活道路など、環境に見合ったサイズと乗車人員を両立するダイハツらしい最小単位の低コストな車両を提供。地域受容性・乗降性・快適性をおもに検証し、将来の地域移動に必要なハードとソフトを見極めるべく、まずは交通事業者の運転士による手動運行を実施する。

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