高い走破性と確かな信頼性を改めてアピール
11月16日、日産は「どこでも行けること(GO ANYWHERE)」と題したグローバルイベントの一環として、同社のピックアップトラックおよびフレームを採用したSUVの主要モデルである「パトロール」、「ナバラ」、「タイタン」、「テラ」の4モデル(いずれも日本市場非導入)でサハラ砂漠を舞台とした試乗会を開催したことを発表した。
試乗会はモロッコ東部の都市、エルラシディア市からスタート。アフリカ北部に位置する起伏の激しいアトラス山脈の山間でも、この4モデルは高い走破性を披露した。
2006年および2007年にパリ・ダカール・ラリーのコースの一部として使用されたエルラシディア市を通過する約900kmの高速道路は、「砂漠の玄関」と呼ばれ、地形の起伏が最も激しく、過酷な環境で知られている。そんな場所でもこの4モデルは安定した走りを見せたのである。
日産は、これらLCV(ライト・コマーシャル・ビークル)ラインナップのグローバルでの売り上げを年間100万台と見込んでいる。トラックの製造からはじまった日産の歴史は80年以上になるが、日産の実用的かつ堅牢なトラックとフレームSUVは、ドライバーにどれにでも行けるという自由の感覚と高い走破性を提供するモデルとして、日産はこれからも存在感をアピールし続けていく。
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