パナメーラの追撃態勢は整った!【試乗インプレ】メルセデスAMG GTに4ドア版が追加

相澤隆之
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2018/11/20 11:30

近年、43シリーズや53シリーズなど、ラインナップを続々と拡大中のメルセデスAMGに、トップモデルとなるAMG GTの4ドアクーペが追加された。SLS AMGから続く独自開発の第3弾となるこのモデル。同カテゴリーに競合車は数多いが、ガチンコ勝負となるのはやはりアイツだろう。

様々なステージで愉しめる4ドアスポーツクーペ

2014年にAMGの独自開発第二弾として発表されたAMG GTは、ロングノーズ&ショートデッキの伝統的なスタイルが与えられた2ドアクーペモデルで、かつAMGブランドのトップモデルでもある。今年のジュネーブ・ショーでは、同じ「GT」の名が冠された4ドア版がデビュー。それがこのAMG GT 4ドアクーペだ。

スムーズかつ滑らかな曲線を描くルーフラインが美しいリアビュー。横長のコンビネーションランプはAMG GTクーペと同様のデザインとされている。

まずはエクステリアから見ていこう。フロントマスクにはAMGパナメリカーナグリルと大型のエアインテーク、リアにはディフューザーが備わるなど、各所にAMGのデザインが散りばめられ、ひと目でそれとわかるルックスが与えられている。一方でインテリアは、新世代メルセデスのインターフェイス系と、2ドアクーペのデザインが融合した、独特の意匠だ。

コクピットのデザインは、ダッシュボード上部が最新メルセデス、センターコンソールがAMG GTクーペといった印象。

シャシーは、見ても想像がつく通り、2ドアクーペとの共通性はなく専用開発されたもの。とはいえ、スチール素材をメインに、アルミとカーボンを組み合わせ、剛性の高い骨格を形成している。

タイヤはミシュランとの共同開発となるパイロットスポーツ4Sで、グリップの良さと優れたコントロール性が特徴だ。荷室容量は461Lで、40:20:40の分割可倒機構も備わる。ハッチバックタイプのため使い勝手は良好だ

パワートレインはトップモデルとなる63Sに636ps/900Nmと、2ドアクーペのGT Rよりもさらにハイスペックとなる4.0L V8ツインターボを搭載。以下、63には同エンジンの585ps/800Nm版、そして53と43には、それぞれ435ps/520Nmと367ps/500Nmの、3.0L直6ターボ+マイルドハイブリッドと続く、全4グレード展開。トランスミッションは、いずれも9速ATのAMGスピードシフトMCT9G、駆動形式は全て4WDの4マチック+だ。

エンジンは639ps/900Nmと585ps/800Nmを発生する63S&63が4.0L V8ツインターボで、435ps/520Nmと367ps/500Nmの53&43が3.0L直6ターボ+マイルドハイブリッドと、全4種を用意。写真は63Sの4.0L V8ツインターボだ。

フォト:メルセデス・ベンツ日本/ル・ボラン 2018年12月号より転載

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