BMW M4に伝統のネーミング、「CSL」が復活

全ての画像を見る

M4 GTSに施された装備が意味するものとは?

「BMW M4GTS」といえば2015年に登場、700台が限定生産されたM4の高性能モデルだが、このほどそれをベースとする謎のテスト車両がキャッチされた。その外観は、M4GTSとは形状が異なるフロントスプリッターやバンパー両サイドのカナードを装着。フロントフェンダーのホイールアーチ上部には現行ポルシェGT3RSよろしくエアアウトレットが設けられ、アーチ後部のアウトレットも大径化されている。また、ボディサイドにはエクステンションのスカートを装着し、リアバンパー下部にはアグレッシブな形状のディフューザーも追加。さらに、トランクリッドにはベース車より格段に大ぶりな固定式ウイングまで見える。

この、ただならぬ風情のM4GTS。市場ではもはやコレクターズアイテムと化しているだけに、単なるモディファイの結果とは考えにくい。となれば予想されるのは「CSL」モデルの復活だ。CLS(クーペ・スポーツ・ライトウェイトの略)といえば、1970年代のツーリングカーレースで活躍したホモロゲーションモデル(3.0CSL)をイメージするマニアもいると思うが、E46M3クーペ時代にもCSLを名乗る仕様が限定で作られている。そんな伝統あるネーミングを、BMWはM4のエクスクルーシブなモデルに与えるというわけだ。

ご存じの通り、M4GTSはM4をベースに強力なエアロダイナミクスとCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)ボンネットを筆頭とする軽量化などでパフォーマンス向上を実現したモデル。搭載する3リッター直6ツインターボは、当時のM4を大幅に凌ぐ500psと600Nmを発揮。0~100km/h加速は3.8秒、最高速は305km/h(リミッター作動)とアナウンスされていたが、果たしてこのM4CSLは、どんなスペックをまとって登場するのだろうか? その答えは、2019年3月のジュネーブ・ショーで明らかになるだろう。

Courtesy of Apollo News Service

■関連記事

小野泰治
AUTHOR
2018/07/18 11:30

TAG :

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!