「モノよりコト消費」ヤナセクラシックカーセンターが本格始動

萩原充
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TUV認証も取得

輸入車販売ネットワーク大手のヤナセは去る6月22日、グループ会社の「ヤナセオートシステムズ」が、この4月に新設した「ヤナセクラシックカーセンター」の開所式を行った。神奈川県横浜市に開設された同センターでは、これまでにヤナセグループが扱ってきたクルマだけでなく、30年以上前に製造された「オールドタイマー」から、近年注目を集めている「ヤングタイマー」まで幅広い年式のクラシックカーを修復・復元。100年企業であるヤナセが、これまで長年に渡り培ってきた経験や大切に保管してきた技術文献、旧車に精通する国内外の取引先らのノウハウと部品調達力を活用することで、顧客にとって最善のレストア方法を提供するとのこと。
開所式当日には、ドイツに本社を置く第三者検査機関の日本法人「TUV Rheinland Japan(テュフラインランドジャパン)」の運輸・交通部長である有馬一志氏により、「クラシックカーガレージ認証」が授与された。この認証は、修理・整備の技術、品質、機器、設備に加え、運営・管理、法令遵守、顧客対応など11カテゴリー150項目以上の監査をクリアした工場に与えられるものである。
主催者挨拶に登壇した井出健義ヤナセ代表取締役社長によれば、クラシックカー事業は、「クルマはつくらない。クルマのある人生をつくっている」というグループスローガンに基づくもの。長年愛用したクルマをレストアしたいお客さまや、『ヤングタイマー』に興味を持つ若いユーザーの要望に応えることは、新車販売という「モノ消費」だけでなく、クラシックカー文化を楽しむという「コト消費」の提供につながると述べた。

吉田茂元首相のメルセデス・ベンツ300SEは、現オーナーの要望でサスペンション補修などのレストア作業中。

ヤナセクラシックカーセンター https://yanase-classic.com/

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