「G」は進化をとめない
メルセデス・ベンツ日本は6月6日(水)、東京港区の同社ブランドストア「Mercedes me」において、新型「Gクラス」を発表。全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて注文受付をスタートした。
軍用車「ゲレンデヴァーゲン」を起源とし、1979年に高級クロカン四輪駆動車として誕生したGクラスは、その堅牢なボディと独特なスタイリングを継承しつつ、常に時代に即した最新技術でアップデートを続け、これまでに全世界でのべ30万台以上をリリース。今回の新型においても基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、オンロードおよびオフロードにおいて最適なパフォーマンスを発揮する究極のオフローダーとして進化を遂げた。
同モデルの発表会のために来日した、ダイムラー社のGクラス商品企画責任者であるミヒャエル・ベルンハルト氏は、Gクラスをワニにたとえて「種の成功とは周囲の環境に適応しながら、時代に反することなく進化し続けること」と述べ、伝統のスタイリングを変えることなく快適性とラグジュアリー性、オールラウンドな走行性能を向上させた新型Gクラスをアピール。
新型のトピックとしては、エクステリアはラジエターグリルやフロントバンパーのデザインを洗練させ、丸形LEDヘッドライトとLEDリアコンビネーションランプを採用。従来からの個性を色濃く残しながら、メルセデス最新のデザインへと進化。一方インテリアでは、助手席のグラブハンドルや、クローム仕上げのディファレンシャル切替スイッチ「Gモード」などを継承しつつ、厳選されたレザーや上質なウッドトリム、シルバー加飾などでラグジュアリーな個性を強調。12.3インチ高精細ワイドディスプレイを2枚広げたワイドスクリーンやCOMMANDシステムなどの最新インターフェイスも投入された。
高張力/超高張力鋼板とアルミで構成したボディは約170kgの軽量化に成功。新設計となるラダーフレームは、最大3.4mm厚のスチール鋼板を「ロ」の字型にした鋼材から制作し、MAG溶接技術で組み立てることで悪路走行時に求められる「強度」「剛性」「安全性」を大幅に向上。加えて、Gクラス開発チームとメルセデスAMG社が共同開発した、フロントのダブルウィッシュボーン独立懸架サスペンションとリアのリジッドアクスルが、フロントエンドの剛性アップおよびオンロード走行での快適性とオフロードでの走破性能の向上に寄与している。
搭載する4リッターV8ツインターボエンジンには、新型9G-TRONICトランスミッションを組み合わせ、従来以上にスムーズかつ最適な変速と燃費低減に貢献。ステアリングシステムも従来のボール&ナット形式から電動機械式ラック&ピニオン式に変更し、ドライビングフィーリングを大幅に改良。「コンフォート」「スポーツ」「オフロード」のドライブモードに応じてステアリング特性を切り替える機能やパーキングアシストやアクティブレーンキーピングアシストといった運転支援システムの搭載も可能に。
今回の導入モデルの車両本体価格はG550(M176型4リッターV8直噴ツインターボ:最高出力422ps/最大トルク610Nm)が15,620,000円、メルセデスAMG G63(M177型4リッターV8直噴ツインターボ:最高出力585ps/最大トルク850Nm)が20,350,000円。デリバリーは8月下旬頃を予定している。なお、G350dをはじめ従来モデルに関しても当面は併売するとのこと。
Gクラスの走破性が体感できるイベント「G-Class Experience」は6月7日(木)から24日(日)まで東京港区六本木のMercedes me NEXTDOORにて開催
https://www.mercedesme.jp/nextdoor
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