三菱待望の新作、エクリプス・クロスが発売開始!

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全グレードとも2WDと4WDが選択可能

三菱自動車は昨年からティザー広告を展開、予約受注を開始していた新型コンパクト SUV「エクリプスクロス」の販売を開始した。このモデルはすでに欧州、 豪州およびニュージーランド、アセアン地域、そして北米向けの出荷が昨年から順次開始されていて、最終的には世界80カ国で展開が予定されているグローバルカーで、国内でも2018年2月末現在で約5,000 台の注文を受けているという。

日本での車両本体価格は、2,532,600 円~3,095,280 円(税込)となる。

その最大の特長は、リアピラーを大きく傾斜させたクーペとSUVのクロスオーバーテイストとなるスタイリング。最新の三菱車に共通する「ダイナミックシールド」のフロントマスクは一層精悍な造形となり、ウエッジシェイプを強調するボディサイドのキャラクターラインや上下2分割となるリアウィンドーともども、スポーティな風情が強調されている。

また、このスタイリングを際立たせるためにボディカラーは「レッドダイヤモンド」と「ブロンズメタリック」を新開発。既存の6色を加えて合計8色を用意する。

インテリアは、ブラックとシルバーのモノトーン仕立て。水平基調のインパネと立体的なシルバートリムによって、スポーティにして上質なイメージが演出されるほか、ディスプレイオーディオの「SDA」やタッチパッドコントローラー、ヘッドアップディスプレイといった装備で先進性もアピールされる。

また、クーペテイストながらSUVとしての機能も損なわれていない。6対4分割となる後席には200mmのロングスライド&9段階リクライニング機構を採用。フレキシブルに活用できるほか、荷室も十分な容量が確保されている。

コネクティビティも最新モデルらしい水準だ。ディスプレイオーディオのSDAはApple CarPlayやAndroid Autoに対応、音声入力やタッチスクリーンで各種の操作が可能なほか、センターコンソールのタッチパッドコントローラーを駆使すればイージーにスマホや標準搭載オーディオのコントロールが可能だ。

搭載するエンジンは、新開発の1.5リッター直噴ガソリンターボ。ポート噴射とシリンダー内直接噴射を併用する直噴システムやエキゾーストマニホールド一体式シリンダー、吸排気バルブタイミングコントロールなどの採用で高効率化を達成。自然吸気なら2.4リッターに匹敵する低中速トルクを発揮する。

組み合わせるトランスミッションは、8速スポーツモード付きのCVT。ステップアップシフト制御を採用したことで、エンジン回転”だけ”先行するようなCVT特有の悪癖が低減され、ダイレクトな加速フィールを実現しているという。

そして、全グレードで選択可能な4WDには三菱自慢の「S-AWC(スーパー・オール・ホイール・コントロール)」を採用。優れたトラクション性能とナチュラルなハンドリングを実現するほか、3つの走行モード(オート、スノー、ぐラベル)を設定したことで走るシチュエーションに応じた最適な駆動制御を選択できる。

また、構造用接着剤の塗布やサスペンション取付部の強化などによってボディ剛性もハイレベル。サスペンション回りの入念なチューニングと相まって、絶対性能だけでなく走りの質感が高められていることも魅力のひとつとなっている。

エクリプスクロス主要スペック

全長/全幅/全高(mm):4,405/1,805/1,685
ホイールベース(mm):2,670
JC08モード燃費(㎞/L):2WD車15.0、4WD車 14.0
エンジン:直列4気筒1,498cc直噴MIVECインタークーラー付きガソリンターボ
最高出力(ネット) (ps[kW]/rpm):150[110]/5500

最大トルク(ネット) (Nm[kg₋m]/rpm):240[24.5]/2000-3500

 

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H.Tanaka
AUTHOR
2018/03/06 12:15

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