「アイサイト」の標準装備が寄与
スバルはこのほど、新型インプレッサおよびXVが、欧州の安全性能評価基準である「ユーロNCAP」において、最高評価となるファイブスター(5つ星)を獲得したことを発表した。
ユーロNCAPの安全性試験でファイブスターを獲得するには、「成人乗員保護性能」で80%以上、「子供乗員保護性能」で75%以上、「歩行者保護性能」で60%以上、「安全補助装置」で50%以上という4項目のパーセンテージをすべてクリアしなければならない。
新型インプレッサのテストモデルは2.0i-Sアイサイトだったのだが、「成人乗員保護性能」で94%、「子供乗員保護性能」で89%、「歩行者保護性能」で82%、「安全補助装置」で68%という評価を得て、4項目すべての条件をクリア。
一方、新型XVのテストモデルも2.0i-Sアイサイトで、「成人乗員保護性能」で94%、「子供乗員保護性能」で89%、「歩行者保護性能」で84%、「安全補助装置」で68%という評価で全4項目をクリアした。
2016年評価以来、歩行者への衝突回避または衝突被害軽減性能を評価する自動緊急ブレーキ試験が追加され、スバル独自の運転支援システム「アイサイト」を標準装備したインプレッサとXVはいずれも高い評価を獲得した。
スバル車のユーロNCAPでの最高評価の獲得は2009年のレガシィ、2011年のXV、2012年のフォレスター、2014年のアウトバック、2016年のレヴォーグに続き、6回目となった。
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