【YANASE presents 】「この道、この旅。」~沖縄県 “ごっぱち” 編

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美しい国を、愛しいクルマで

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FILE.09 沖縄県 “ごっぱち” 編

全国のヤナセから試乗車を借り、おすすめドライブコースを紹介する本企画。今回はついに沖縄へ上陸! メインストリートの国道58号線を旅してみた。沖縄本島の大動脈として南北を貫くこの道の風景は、空と海のブルー、雲とビーチの白、亜熱帯の森がムンムンと放つグリーン、そして琉球瓦のオレンジにハイビスカスの赤……など、とにかくカラフル! 地元の人たちは親しみを込めて「ごっぱち」「ごーぱち」などと呼ぶそうだが、旅行者もきっとその魅力にハマってしまうことは間違いないだろう。

 

時間も空間も飛び越える、絶景シーサイドドライブ

Okinawa Drive Map 2017

▲国道58号線は那覇市から国頭村まで、おもに沖縄本島西側の海岸線を進む。総延長はおよそ120km。琉球王国時代は「国頭方西海道」、戦後の米軍統治下には「ハイウェイ1」、その後1972年の日本復帰に伴い国道58号線に指定された。今回は那覇から北上する形でドライブしたが、本当の起点は鹿児島県鹿児島市にある、港にほど近い交差点となっている。実は鹿児島、種子島、奄美大島、沖縄を結ぶ、大部分が海の“海上国道”なのである。

 

日本に風光明媚なドライブコースは数あれど、北海道と並び見所が盛りだくさんな県といえば……そう、沖縄! 今回は夏休みを前に、そんなリゾートアイランドのドライブコースをご提案。相棒はヤナセ沖縄でお借りした2シーターオープン、メルセデス・ベンツSLCだ。

 

国道58号線は、那覇市中心部の国場川にかかる明治橋からスタート。しばらくはオフィス街を進むことになるのだが、それでも桁違いに濃い空の青、雲の白にテンションが上がる。そして20分ほど走り宜野湾市に入ると、道沿いの看板やネオンサインにちらほら英語が混じりはじめる。デザインもどこかアメリカ的だ。これはもちろん近くに米軍基地があるからだが、北谷町にまで進む頃にはさらに数が多くなり、まるでロサンゼルスを流しているかのような気分になるのは本当の話。もともと国道58号線は戦後の米軍統治下、基地と基地とを結ぶ「ハイウェイ1」として整備された過去を持つ。そんなことが車窓の風景からも窺い知れるのだ。

 

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▲北谷町にある複合施設、美浜アメリカンビレッジではリゾートショッピングを楽しめる。

 

そこから20分ほど行き読谷村に入ると、急に人家が見えなくなり”ごっぱち“はしばらく森の中を進むことに。交通量の少ない、ヤシ並木が美しい快走路だ。そして緩い右カーブを抜けると……ついに目の前にコバルトブルーのビーチが! ここから名護市までのおよそ30kmは、期待通りのシーサイドドライブを満喫できる。オシャレなカフェや高級ホテル、パーキングエリアも多いので、ちょっと休憩するにも最適だろう。

 

▲西海岸のリゾートエリア、部瀬名岬周辺の“ごっぱち”を行く。このあたりは国道58 号線でも最高の美麗スポットなのだが、沖縄自動車道を使って北へ向かうとせっかくの景色を見ずに通り過ぎてしまうことに。ぜひ時間に余裕をもたせたドライブプランを。

▲西海岸のリゾートエリア、部瀬名岬周辺の“ごっぱち”を行く。このあたりは国道58 号線でも最高の美麗スポットなのだが、沖縄自動車道を使って北へ向かうとせっかくの景色を見ずに通り過ぎてしまうことに。ぜひ時間に余裕をもたせたドライブプランを。

 

そして名護の市街地を抜けると、この道はまた違った表情をみせてくるから面白い。片側1車線になってクルマの数もグッと減り、どこか時間の流れも穏やかに。遥か先にまで伸びる美しい海岸線を眺めながら、頬に風を感じつつのクルーズが実に気持ちいい。これぞオープンカーの醍醐味! と思う瞬間だ。そこにあるのは華やかなリゾートエリアとはまた異なる、昔ながらの沖縄本来の姿である。

 

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そんなぜいたくな景色の中を約1時間、のーんびり40kmも走り続けると、いよいよ沖縄本島の最北端にある辺戸岬に辿り着く。隆起したサンゴ礁の崖、そして先には鹿児島県の与論島を望む。だが、かつてそこには目に見えぬ国境があったのだ。

 

辺土岬には祖国復帰の記念碑が建つ。周囲の亜熱帯照葉樹林やマングローブなどの大自然は、2016 年に「やんばる国立公園」に指定された。

辺土岬には祖国復帰の記念碑が建つ。周囲の亜熱帯照葉樹林やマングローブなどの大自然は、2016 年に「やんばる国立公園」に指定された。

 

帰りは右手に見事なサンセットを眺めながらのドライブ。ラジオをつけたら、三線が耳に心地のいい、メローな島歌がスピーカーから流れてきた。

 

 “ごっぱち”~旅の風景

 

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那覇市には観光スポットが盛りだくさんだが、首里城はそのハイライトといえるだろう。日本と中国、そして琉球王国の建築様式が融合した独特な城郭で、世界遺産にも認定されている。有名な守礼門や正殿を含む周囲一帯は公園として整備されており、じっくり見るならおよそ2時間はかかるだろう。夜間のライトアップも幻想的。

 

▲那覇市内のビーチ沿いにある波上宮(なみのうえぐう)。隆起サンゴ礁の上に立っており、古くから航海の安全や豊漁、豊穣を司る。

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▲国際通りの南側にある「壺屋やちむん通り」。やちむんとは沖縄の焼物のことで、およそ400mの通りに窯元の直営店やオシャレなセレクトショップが建ち並ぶ。石畳の道、古い家屋も風情たっぷり。

 

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▲那覇の新都心地区にある、沖縄県立博物館・美術館。沖縄の歴史や文化を学べると同時に、沖縄にゆかりのある作家の近現代アート作品を展示する。

 

 

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▲座喜味城は、1420年頃に築城家として名を馳せた、護佐丸によって築かれたもの。アーチ形の城壁や石門が美しい。

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▲本部町にある、巨大ジンベイザメで有名な沖縄美ら海水族館。世界最大級の展示スケールは大迫力で、大人も一見の価値あり。

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▲同じく本部町にある、備瀬のフクギ並木。防風林として植えられ、この風景が備瀬岬までおよそ1kmほど続く。

▲オシャレな海カフェ/山カフェが増加中。こちらはラフテー丼の海ぶどう添え。

▲オシャレな海カフェ/山カフェが増加中。こちらはラフテー丼の海ぶどう添え。

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今帰仁村の古宇利島へと通ずる、人気のドライブスポットが古宇利大橋だ。全長は1960mで、造形美も秀逸。

 

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名護市を過ぎると、“ごっぱち”はいよいよ大自然の広がる「やんばる」地域に入る。交通量が少なくパーキングスペースも多いので、のんびりドライブできること間違いなしだ。ただし絶滅危惧種ヤンバルクイナの飛び出しには要注意。国道58号線の終点となる国頭村奥地区には記念碑が建っている。

 

 

 

今回試乗車をお借りしたお店
ヤナセ沖縄
(メルセデス・ベンツ沖縄)

〒901-2131 沖縄県浦添市牧港1-11-24
TEL:098-877-2566/ショールーム
TEL:098-877-2336/アフターサービス

 

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意外なルーツを持つ沖縄の拠点は

400km離れた石垣島も担当エリア!

沖縄県唯一のメルセデスディーラーは、那覇市の北、浦添市のまさに“ごっぱち”沿いにある。その起源は嘉手納基地にあった「W.W.テーラー」というGM車の販売店で、1979年にヤナセが事業を引き継いだ。右下の写真は1960年代のW.W.テーラーの様子だが、立地はいまでも変わっておらず、中央のスロープなどに当時の面影を見ることができる。ちなみに売れ筋はCクラスやコンパクト系モデルだそうだが、ドライブコースに恵まれた土地柄か、オープンカーであるSLCの人気も高いとか。なおスタッフのユニフォームは「かりゆし」が正装。ヤナセネットワーク広しといえど、スーツでないのはここだけだそうだ。

 

 

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夏休みの旅を最高の思い出に!
ドライブはヤナセ プレミアムカー レンタルで

 

7月から、いよいよ全国47都道府県で展開される「ヤナセ プレミアムカー レンタル」。沖縄県では沖縄本島、石垣島、宮古島で利用可能だ。今回はニッポンレンタカー那覇営業所から写真のCクラス・セダンをお借りし、取材に活用した。そのほかの地域ではAクラス、Cクラス・ステーションワゴン、CLAシューティングブレーク、GLAのほか、アウディA1スポーツバック、A4、BMW 2シリーズなどもスタンバイ。旅行先を最新の輸入車でドライブできる上、ヤナセの顧客なら15%引きで利用できる。夏休みにレンタカーを使う予定があるなら、ぜひ下記HPでチェックを!

 
ヤナセ オフィシャルサイト

https://www.yanase.co.jp

ニッポンレンタカーホームページ

http://www.nipponrentacar.co.jp

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