【スクープ】VW新型「ポロ」がほぼフルヌードで公道に!

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ベースはアウディ新型「Q2」

 

間もなくデビューするフォルクスワーゲン(VW)新型「ポロ」、最後の(?)スクープ画像が届いた。コンビネーションランプのクラスターなどにわずかなカバーアップが見られるものの、造形自体はもう市販型そのもののようだ。新型ポロはMQBプラットフォーム採用車では最小/最軽量な5ドアハッチバックだが、現行ポロに比べれば大幅なサイズアップを果たしている。

 

もう少し詳しく見ると、全長は従来車互換程度に抑えられているが、全幅はひと回り広くて事実上上位車型と同じ、ホイールベースは従来より90mmほども長い。モジュラーとしてはアウディの新型「Q2」などと同じで、MQBの一番小さい共通セットで出来ている。その結果全体のバランスとして、フロントからBピラー基底あたりまでは兄貴分同様な構成で、B/Cピラー間はQ2などと同じ、リアオーバーハングは最も短いという下物にハッチバックのルーフが組み合わせられているという感じである。

 

注目は全幅とホイールベースが拡大されているにも関わらず、車重は従来車より90kgほど軽いとされていること。動力性能や燃費には相当有益だろうと想像される。エンジンは現行同様で1.0リッターの3気筒と1.4リッターの4気筒(気筒休止付き)ガソリンターボが主役。欧州ではディーゼルや過給なしの1.0リッターも用意される。ミラーサイクル化された新しい1.5リッターは高コストなので当面搭載されないようだ。ハイブリッド系はMQBである以上様々な技術が搭載可能だが、現時点ではまだアナウンスされていない。姉妹車のアウディQ2同様の12V簡易ハイブリッドも可能性はある。

 

蛇足ながら黒い方の車は下位グレードのようで、非LEDヘッドランプだしフリーフォームのランプクラスターにはリフレクター周囲に銀面デザインが付いた日本製廉価車を思わせる。赤い方(上級モデル)のLEDランプのクラスターとは見栄え的に雲泥の差。あと気になるのはこのスクープ画像では先進ドライバー支援システムADAS関連の進化を予感させる要素(マルチカメラや複数のレーダー)が写っていないこと。実車のデビューを待たなくては実際のところは不明だが。

 

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