ジュネーブショー2017 3.5L V6にダウンサイジング! レクサス「新型LS」にハイブリッド版「LS500h」が追加

全ての画像を見る

レクサス・インターナショナルは、スイスで開催されているジュネーブモーターショーにおいて、新型フラッグシップセダン「LS」のハイブリッド仕様「LS500h」を世界初公開した。新型LSは、まず5.0リッターV8エンジンを積む「LS500」が2017年1月のデトロイトモーターショーで発表。このLS500hは、その新型LSにおける初のハイブリッドモデルとなる。

 

LS500とは異なるインテリアの提案

 

従来、LSのハイブリッドといえば「LS600h」であり、モーターに組み合わされるエンジンは5.0リッターV型8気筒だった。だが、新型では3.5リッターV型6気筒へとダウンサイジング。システム総合出力は445psから359psへとダウンしたが、燃費性能が相応にアップすることは間違いない(具体的な数値は未公表)。

 

LS500hのハイブリッドシステムは、新たに「マルチステージハイブリッド」を唱う。2つのモーターのうち、走行用モーターに有段ギアの自動変速機構を組み合わせることで、エンジンとモーター両方の出力制御が可能になり、低速域から高速域までEV走行領域を拡大。燃費性能や快適性を向上させている。

 

ボディサイズは全長5235mm、全幅1900mm、全高1450mm、ホイールベース3125mmで、ガソリン仕様のLS500と同じ。エクステリアデザインも前後エンブレムにブルーのアクセントカラーが入ったり、リアドアに「HYBRID」のエンブレムが入る以外、大きな変更点はなさそうだ。新しい「GA-Lプラットフォーム」がこれまでの4ドアセダンとは一線を画す斬新なクーペシルエットを実現、LSとして初めて6ライトキャビンを採用しているのもLS500と同様である。

 

lewxus_new_ls500h_012

 

インテリアでは、折り紙にヒントを得て、匠の手作業で折り目をつけたドアトリムや、切子細工をモチーフに繊細な造形を施したドアトリムオーナメントが目新しい。日本の伝統技術と最新の生産技術が融合した、独創的な空間となっている。

 

レクサスのフラッグシップサルーンに相応しく、LS500hは最先端の予防安全パッケージを装着。特に自動操舵で衝突回避を支援するプリクラッシュセーフティを世界で初めて採用。進行方向に歩行者が飛び出してきた場合、車両前方のカメラで衝突の可能性を検知すると、従来の警報よりも早いタイミングからドライバーに注意を喚起。ブレーキだけでは回避できないとシステムが判断した場合、回避スペースを見つけて自動的に操舵制御し、歩行者との衝突回避を支援する。

 

 

■関連記事

H.Tanaka
AUTHOR

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!